電気自動車のBMW i4にエントリーモデルを追加設定

BMWがミドルサイズ4ドアクーペの4シリーズ・グランクーペの電気自動車「i4」にエントリーグレードの「i4 eDrive35 Mスポーツ」をラインアップ。一充電での走行可能距離はWLTCモードで532kmを実現。販売はBMWオンラインストアにて実施

　BMWジャパンは2023年2月15日、ミドルサイズ4ドアクーペの4シリーズ・グランクーペの電気自動車「i4」にエントリーグレードの「i4 eDrive35 Mスポーツ」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は698万円に設定。販売はBMWオンラインストアのみで実施し、ユーザーへの納車は本年3月以降を予定する。

▲BMW i4 eDrive35 Mスポーツ　価格：698万円　全長4785×全幅1850×全高1455mm　ホイールベース2855mm　車重2030kg　乗車定員5名　一充電での走行可能距離はWLTCモードで532kmを実現

　外装に関しては、スポーティでエレガントなデザインを有する4シリーズ・グランクーペのスタイリングを基調に、MハイグロスシャドーラインエクステリアやMエアロダイナミクスパッケージ、Mエアロダイナミック18インチアルミホイール858Mバイカラー（ブラック・グレー）などを標準装備。機能装備として、コンフォートアクセス（テールゲートスマートオープン／クローズ機能付）やオートマチックテールゲートオペレーション（オープン／クローズ）も組み込む。ボディカラーはアルピンホワイト、ブラックサファイア、Mポルティマオブルー、Mブルックリングレーという4色をラインアップした。

▲MハイグロスシャドーラインエクステリアやMエアロダイナミクスパッケージ、Mエアロダイナミック18インチアルミホイール858Mバイカラー（ブラック・グレー）などを標準装備

　インテリアについては、最新のBMWライブコックピットのほか、BMWインテリジェントパーソナルアシスタント（AI音声会話システム）やワイヤレスチャージング、アルミニウムロンビクルアンソラジットトリム、Mアンソラジットルーフライニング、BMWヘッドアップディスプレイなどを標準で採用。シートにはブラックのアルカンタラ／センサテックコンビネーション（ブルーステッチ付）を配備した。

▲最新のBMWライブコックピットのほか、BMWインテリジェントパーソナルアシスタント（AI音声会話システム）やワイヤレスチャージング、アルミニウムロンビクルアンソラジットトリムなどを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲シートにはブラックのアルカンタラ／センサテックコンビネーション（ブルーステッチ付）を配備

　肝心のパワートレインは、最高出力210kW（286ps）、最大トルク400Nmを発生する電気モーターをリアに、容量199Ah／総電力量70.3kWhのリチウムイオン電池をボディ床下に搭載して後輪を駆動。交流電力量消費率はWLTCモードで143Wh/km、一充電での走行可能距離は同モードで532kmを実現する。ドライバーの求めるスタイルに合わせて走行特性を最適化するドライビングパフォーマンスコントロールも組み込んだ。先進の安全運転支援システムやコネクテッドシステムの充実化を図ったことも訴求点で、ハンズオフ機能付き渋滞運転支援機能やドライビング・アシスト・プロフェッショナル、パーキングアシスト、BMWコネクテッドドライブ、BMWデジタルキープラスなどを標準で採用している。

▲パワートレインは最高出力210kW（286ps）、最大トルク400Nmを発生する電気モーターをリアに、容量199Ah／総電力量70.3kWhのリチウムイオン電池をボディ床下に搭載