BMWジャパンは2021年10月20日、プレミアムコンパクトカーの1シリーズに特別限定車の「118dインディビジュアル・エディション(Individual Edition)」をラインアップし、10月21日に販売を開始した。車両価格は512万円に設定。販売台数は180台の限定で、ユーザーへの納車は本年11月中旬以降を予定している。
今回の特別限定車は、1995cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(150ps/350Nm)+8速ATを搭載する既存の118d Play Edition Joy+をベースに、よりスポーティで上質なテイストの内外装に仕立てたことが特徴である。
まず外装では、BMWのコンパクトセグメントとしては初めてカスタマイズ・プログラムのBMW Individualによるスペシャルペイントを施したことがトピック。具体的には、ホッケンハイム・シルバー(80台限定)、セピア・バイオレット(70台限定)、ルビー・レッド(30台限定)という3タイプを設定する。また、日本初導入となるMスポーツ・エクステリアを特別装備。さらに、LEDフォグライトや17インチMアロイホイール・ダブルスポーク・スタイリング550Mバイカラー+225/45R17タイヤなども組み込んだ。
内装に関しては、トリム裏側に光源を持ち車内を鮮やかに彩るイルミネーテッド・ベルリン・インテリアトリムに加え、人気のHiFiオーディオシステム(205W、10スピーカー)やストレージ・コンパートメント・パッケージを特別装備。また、BMWライブ・コックピット(10.25インチ・マルチディスプレイメーターパネル/10.25インチ・ワイドコントロールディスプレイ〔タッチパネル機能付〕、HDDナビゲーションシステム〔VICS3メディア対応〕)やBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント(AI音声会話システム)、ITSスポット対応DSRC車載器(ルームミラー内蔵、ETC機能付)、BMWコネクテッドドライブ・プロフェッショナル(USBナビ・アップデート〔3年間〕、Apple CarPlayプレパレーション)で構成するiDriveナビゲーション・パッケージを標準で採用する。さらに、全180台の内90台に限り、通常では選択できないパーフォレーテッド・ダコタ・レザーシートのモカ色(オプション価格26万1000円)を選択可能とした。