ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2021年10月29日、第5世代となる新型レンジローバーの日本向け先行販売モデルとして特別仕様車の「ローンチエディション(LAUNCH EDITION)」を設定し、70台限定で販売すると発表した。受注は本年11月1日から12月19日までの期間限定で実施する。
今回の限定モデルは、4395cc・V型8気筒DOHC直噴ガソリンツインターボエンジン(530ps/750Nm)を搭載する通常モデルで初年度のみ販売されるファーストエディションのSWB(スタンダードホイールベース、2997mm)とLWB(ロングホイールベース、3197mm)をベースに、より高級感を引き上げる内外装アレンジや利便性を高める機能装備を採用したことが特徴である。
まず外装では、ボディカラーにサンセットゴールド(サテンフィニッシュ)/シャラントグレイ(グロスフィニッシュ)/サントリーニブラック(グロスフィニッシュ)/バトゥミゴールド(グロスフィニッシュ)という4 色をラインアップ。このうち、サンセットゴールドとシャラントグレイの2色には、コントラストルーフやシャドーエクステリアパック、グロスブラックフィニッシュの23インチ“スタイル1075”アロイホイールを採用する。一方、サントリーニブラックとバトゥミゴールドの2色にはスパークルシルバーフィニッシュの23インチ“スタイル1074”アロイホイールを装着した。
内装に関しては、サンセットゴールドとシャラントグレイの2色にペルリーノインテリアおよびペルリーノパーフォレイテッドセミアニリンレザーシートを、サントリーニブラックとバトゥミゴールドの2色にエボニーインテリアおよびエボニーパーフォレイテッドセミアニリンレザーシートを採用。また、24ウェイ電動フロントシート(ヒーター&クーラー、ホットストーンマッサージ機能付)やリアエグゼクティブクラスコンフォートプラスシート、最新インフォテインメントシステム「Pivi Pro」、触覚フィードバックを内蔵した新開発のフローティング式フルHD13.1インチタッチスクリーン、2つの11.4インチHDタッチスクリーンとセンターアームレストに搭載した8インチリアシートタッチスクリーンコントローラーからなる新しいリアエンターテインメントシステムなどを標準装備する。さらに、テールゲートにスピーカーと照明を配備し、くつろぎの場所に早変わりするテールゲートイベントスイートを標準で組み込んだ。
機能面では、走行性能を高めるオールホイールステアリング/電子制御エアサスペンション(ダイナミックレスポンスプロ付)や、車両の外側に設置したマイクを使用して室内に伝わるホイールの振動、タイヤノイズ、エンジンノイズをモニターし、ヘッドレストに内蔵したスピーカーからノイズを打ち消すシグナルを再生させる第3世代のアクティブノイズキャンセレーションを標準装備。さらに、臭いやアレルゲン、ウイルスを大幅に低減させる空気清浄システムプロ(ナノイーX搭載、PM2.5フィルター付)も標準で採用している。
車種展開および車両価格は以下の通りだ。
■SWB
サンセットゴールド(サテンフィニッシュ):2451万1000円(販売台数24台限定)
シャラントグレイ(グロスフィニッシュ):2354万6000円(販売台数15台限定)
サントリーニブラック(グロスフィニッシュ):2310万7000円(販売台数8台限定)
バトゥミゴールド(グロスフィニッシュ):2310万7000円(販売台数8台限定)
■LWB
サンセットゴールド(サテンフィニッシュ):2503万3000円(販売台数5台限定)
シャラントグレイ(グロスフィニッシュ):2406万8000円(販売台数10台限定)