【いま買える最新BEV特集】BMW i7

BMWの最高峰ラグジュアリーセダン初となるBEV

BMWデザインの意匠の1つである環状のシグネチャーを2回繰り返す「ツイン・サーキュラー」を進化させたスワロフスキー製のクリスタルヘッドライトが印象的だ。

2022年1月に7代目にフルモデルチェンジを行ったBMW7シリーズ。圧倒的な存在感を放つ同社の最高峰ラグジュアリーセダンだが、今回、電気自動車のi7をラインナップに加えている。i7 xDrive60(エックスドライブロクマル)は、フロントに最高出力258psを発生するモーターを、リアに最高出力313psを発生するモーターを搭載する4WDモデルだ。システムトータルでの最高出力は544ps、最大トルクは745Nmを発生し、0-100km/hを4.7秒で駆けぬける。

ロングホィールベースとすることで、優雅で伸びやかなデザインの実現と、後席における圧倒的な居住性能を向上。

リチウムイオン電池の総電力量は101.7kWhと大容量で、航続距離は650kmに及び、ロングドライブも余裕でこなす。また、i7には最新の充電テクノロジーが採用されており、6.4kWの普通充電と150kWの急速充電(CHAdeMO)に対応しているので、出先での充電も速やかにこなせる。「オートマチック・セルフレベリング・コントロール付きアダプティブ2アクスル・エア・サスペンション」と「電子制御ダンパー付きアダプティブ・サスペンション」が標準装備されており、快適で安全なハンドリングを実現する。

12.3インチのメーターパネルと14.9インチのコントロールディスプレイを一体化させ、ドライバーに向けて湾曲させる事で視認性を高めたカーブドディスプレイを採用。

オプションの「エグゼクティブ・ラウンド・シート」を装備する事で、後席の居住性を格段に向上させる事が可能だ。後席のリクライニング角度は42°を実現したことで、31.3インチのシアタースクリーンとあいまって、究極の移動空間を提供する。また、一定の条件下において、ステアリングから手を離しての走行が可能なハンズ・オフ機能付き渋滞運転支援機能を搭載している。

BMW i7 xDrive60 M Sport 主要諸元

グレード=i7 xDrive60 M Sport(4WD)
価格=1670万円
全長×全幅×全高=5390×1950×1545mm
ホイールベース=3215mm
トレッド=フロント:1665/リア:1650mm
最低地上高=136mm
車重=2690kg
モーター型式=HA0002N0/HA0003N0(交流同期電動機)
モーターシステム最高出力=400kW(544ps)
モーターシステム最大トルク=745Nm
一充電走行距離(WLTCモード)=650km
交流電力量消費率(WLTCモード)=184Whkm
駆動用バッテリー=リチウムイオン電池
駆動用バッテリー総電力量=105.7kWh
サスペンション=フロント:ダブルウイッシュボーン/リア:マルチリンク
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=フロント:255/45R20・リア285/40R20+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=6.2m

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