【いま買える最新BEV特集】BMW iX1

2023年2月発表の新型X1をベースとしたBMWで一番小さいBEV

環状のシグネチャーを2回繰り返すツインサーキュラーを進化させたアダプティブLEDヘッドライトが印象的だ。

BMWのコンパクトセグメント初のBEVとなるiX1は、ベースとなるX1のフルモデルチェンジに合わせて、日本では2023年2月に発表となった。iX1 xDrive30は最高出力190ps、最大トルク247Nmを発生する電気モーターを前輪および後輪に持つ、4輪駆動モデル。システムトータルでの最高出力は272ps、最大トルクは494Nmであり、0-100km/hを5.6秒で駆けぬける。

ワイドで力強さを強調する水平方向のキャラクターラインと、立体的なLEDリアコンビネーションライトが目を引く。

ラインナップは iX1 xDrive30 xLineとiX1 xDrive30 Mスポーツの2タイプで、どちらも足まわりにはアダプティブMサスペンションを標準装備。ガソリンモデルの標準車と比べて車高が20mm下がり、快適性と操舵性が大幅に向上している。ボディ床下に収納されているリチウムイオン電池の容量は66.5kWhであり、航続距離は465kmとなる。また、最新の充電テクノロジーが採用されており、普通充電と急速充電(CHAdeMO)に対応する。

シフトレバーを廃止し、センターアームレストに操作系を全て納めることで、モダンな印象を高めている。

新たに設計されたセンターコンソールは、スイッチおよびスライド式操作に対応した最新世代の操作エレメントと、スマートフォンを載せるだけでいつでも手軽に充電を行うことができるワイヤレスチャージングドッグを備えている。また、Amazon Alexa(アマゾン アレクサ)やBMW iDrive、My BMWアプリなど、最新のコネクティビティにも対応しており、ユーザーの利便性を高めている。

BMW iX1 xDrive30 Mスポーツ 主要諸元

グレード=iX1 eDrive30 Mスポーツ(4WD
価格=668万円
全長×全幅×全高=4500×1835×1620mm
ホイールベース=2690mm
トレッド=フロント:1575/リア:1580mm
最低地上高=172mm
車重=2030kg
モーター型式=HB0001N0/HB0002N0(交流同期電動機)
モーターシステム最高出力=200kW(272ps)
モーターシステム最大トルク=494Nm
一充電走行距離(WLTCモード)=465km
交流電力量消費率(WLTCモード)=155Whkm
駆動用バッテリー=リチウムイオン電池
駆動用バッテリー総電力量=66.5kWh
サスペンション=フロント:ストラット/リア:マルチリンク
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=225/55R18+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.6m

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