米国ホンダ(American Honda Motor)は2021年12月13日(現地時間)、新型シビックの高性能バージョンであるタイプRの新しい画像を公開した。
本年10月に披露されたプロトタイプと同様、歴代シビック・タイプRのイラストや“R”のロゴを入れてカモフラージュした新型シビック・タイプRのテスト車が持ち込まれたのは、ホンダのスポーツモデルにとって試験走行の聖地といえる三重県の鈴鹿サーキット。公開された画像は、同サーキットでの走行シーンやパドックにおける準備風景などで構成される。
テスト車を観察すると、逆L字型のデイランプを配したLEDヘッドライトやメッシュタイプのグリル、ダクト部を拡大したうえで空力性能を高めたバンパー、ブリスタータイプのオーバーフェンダー、独立タイプのステーを配した新造形のリアウィング、横長のC字を描くLEDリアコンビネーションランプ、ディフューザー内に組み込んだ3本出しのエキゾーストエンドなどが確認できる。いかにも軽量そうなブラック塗装のアルミホイールも印象的だ。また、画像では従来型のシビック・タイプRと居並ぶカットもあることから、比較テストなども実施したかもしれない。
なお、新型シビック・タイプRの発売は2022年を予定。同時期に“e:HEV”のハイブリッドモデルも登場する予定である。