SUBARUは2021年12月16日、クロスオーバーSUV「XV」の改良モデルを発表した。
車種展開は以下の通り。
1.6iアイサイト:220万円
1.6i-Lアイサイト:233万2000円
1.6i-Lアイサイト ルーフレール装着車:238万7000円
2.0e-Lアイサイト:265万1000円
2.0e-Lアイサイト ルーフレール装着車:270万6000円
2.0e-Lアイサイト・スマートエディション:270万6000円
2.0e-Lアイサイト・スマートエディション ルーフレール装着車:276万1000円
2.0e-Sアイサイト:290万4000円
2.0e-Sアイサイト ルーフレール装着車:295万9000円
特別仕様車アドバンス・スタイルエディション:291万5000円
アドバンス:295万9000円
アドバンス ルーフレール装着車:301万4000円
今回の改良は、機能装備やボディカラーの一部変更を図るとともに、特別仕様車の「アドバンス・スタイルエディション(Advance Style Edition)」を設定したことが特徴である。
まず機能装備の面では、SUBARU XVとして初めてファブリックシート×フロントシートヒーターの組み合わせを設定し、2.0e-Sアイサイトおよびアドバンスに標準で組み込む。また、1.6i系はボディカラーにサファイアブルー・パールをラインアップした。
一方で特別仕様車の「アドバンス・スタイルエディション」は、SUBARU XVの誕生10周年を記念したスペシャルバージョンで、通常モデルのアドバンスをベースに、内外装に新たな感性で磨き上げたデザインを取り入れたことが訴求点だ。
エクステリアでは、グレーメタリック塗装を施したフロントグリル/フロントバンパーガード/フロントフォグランプカバー/シャークフィンアンテナ/ドアミラー/ルーフスポイラー(センター:グレーメタリック塗装、サイド:無塗装ブラック)を特別装備。ブラック塗装のローマウントタイプルーフレールも標準で採用する。足もとには、ダークガンメタリック塗装の18インチアルミホイールを組み込んだ。
内包するインテリアは、イエローステッチを配したトリコット/トリコット+合成皮革シート(グレー+チャコール/ライトグレー+ブラック)と本革巻ステアリングホイール(ブラックラスト塗装ベゼル)を特別装備。また、先進運転支援システムのアイサイトセイフティプラス(運転支援)[スバルリアビークルディテクション(後側方警戒支援システム)]およびアイサイトセイフティプラス(視界拡張)[フロント&サイドビューモニター]を標準で採用した。
パワートレインは基本的に従来と共通で、2.0e系グレードおよびアドバンスに「e-BOXER」のFB20型1995cc水平対向4気筒DOHC16V直噴ガソリンエンジン(145ps/19.2kg・m)+MA1型モーター(10kW/65Nm)+リチウムイオン電池(容量4.8Ah)で構成するマイルドハイブリッドを搭載。トランスミッションには7速マニュアルモード付リニアトロニックを組み合わせ、駆動方式にはAWD(常時全輪駆動)を採用する。一方、1.6i系グレードはFB16型1599cc水平対向4気筒DOHC16Vガソリンエンジン(115ps/15.1kg・m)+リニアトロニック(1.6i-Lアイサイトは7速マニュアルモード付)+AWDのパワートレインを踏襲した。