ボルボV60 B4に新開発トランスミッションの7G-DCTを採用

ボルボのミッドサイズステーションワゴンのV60 B4に高効率の新開発7速DCTを搭載。WLTCモード燃費は15.4km/リットルに向上

 ボルボ・カー・ジャパンは2021年12月16日、プレミアムミッドサイズステーションワゴンのエントリーモデルに位置するV60 B4 Momentumのトランスミッションを刷新し、同日より発売した。車両価格は従来と同様、499万円に設定する。

▲ボルボV60 B4 Momentum 価格:7DCT499万円 全長4760×全幅1850×全高1435mm ホイールベース2870mm 車重1690kg 乗車定員5名 新開発の電子制御7速DCT(7G-DCT)を採用。WLTCモード燃費は15.4km/リットル
▲ボルボV60 B4 Momentum 価格:7DCT499万円 全長4760×全幅1850×全高1435mm ホイールベース2870mm 車重1690kg 乗車定員5名 新開発の電子制御7速DCT(7G-DCT)を採用。WLTCモード燃費は15.4km/リットル

 B4は“48Vハイブリッド”の1968cc直列4気筒DOHC16V直噴インタークーラー付ターボガソリンエンジン(197ps/300Nm)+モーター(10kW/40Nm)+駆動用リチウムイオンバッテリー(容量8Ah)でパワーユニットを構成するが、トランスミッションには従来の電子制御8速ATに代えて、新開発の電子制御7速DCT(7G-DCT)を採用する。7G-DCTは湿式デュアルクラッチを組み込むとともに、電子制御の機械式ギアシフトアクチュエーターをセット。また、一定の条件下ではアクセルオフによるコースティング時にエンジンを停止させることで、さらなるエネルギー効率の改善を図る。燃費性能の面では、WLTCモードで従来の13.7km/リットルから15.4km/リットルに向上した。

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