ホンダは東京オートサロン2022で新型ステップワゴンのカスタマイズカーや新型シビック・タイプRのプロトタイプを出品

ホンダが東京オートサロン2022の出展概要を発表。新型ステップワゴンのカスタマイズカーやヴェゼルe:HEV Modulo X、新型シビック・タイプRのプロトタイプなどを披露

　ホンダおよびホンダアクセスは2021年12月24日、2022年1月14日～16日に幕張メッセで開催される東京オートサロン2022での出展概要を発表した。ブースでは、「e:HEV」「Nシリーズ」「スポーツモデル」の3つをテーマに至極のモデル群を展示する。

　まず、ホンダ独自の2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」搭載モデルの展示エリアでは、2022年1月7日のジャパンプレミアで初公開となる新型ステップワゴンをベースにカスタムした「STEP WGN e:HEV SPADA Concept」を披露。ホンダの新世代ミニバンがどのようにカスタマイズされているのか、実車を見るのが今から楽しみだ。

　また、2022年内の発売を予定しているホンダ純正のコンプリートカー「ヴェゼルe:HEV Modulo X Concept」を出展。実効空力の設計思想を取り入れたエアロパーツを採用したうえで、足回りには専用のセッティングを施すなど、ベースモデルにさらに磨きをかけた極上のカスタムSUVに仕立てている。現在、市販に向けて開発を鋭意進めているそうだ。
　ほかにも、2021年1月に東京オートサロン2021バーチャルオートサロンで公開した、SUVイメージをさらに際立たせながらアーバンなアウトドアスタイルを表現した「フィット e:HEV CROSSTAR カスタム」の実車も展示する予定である。

　一方、「Nシリーズ」のエリアでは、N-BOX誕生10周年を機にスタートした、Nシリーズ共通の新ブランド「N STYLE+」の第1弾モデル「N-BOX Custom STYLE+ BLACK」を展示。また、東京オートサロン2021バーチャルオートサロンで公開した、仕事と趣味をシームレスに繋げるトレーラー風カフェとしての提案モデル「N-VANカスタム“3rd Place VAN”」と、ヒルクライムレースへの参加を目指してN-ONEをベースにホンダアクセスが製作を手がけた「K-CLIMB」の実車も披露する。

　さらに、“WEEKEND PICNIC FOR YOU.”をコンセプトに、ホンダアクセスが製作を手がけた「N-WGN PICNIC」を出展。週末に家族でピクニックを楽しむユーザーへの提案として、思わず出かけたくなるような楽しい世界観を、N-WGNを使って表現している。

　そして、「スポーツモデル」のエリアでは、2022年内の発売を予定している新型シビック・タイプRのプロトタイプを披露。展示車両にはタイプR専用の特別な擬装が施されており、ブース内で流れるテストの映像と合わせて、開発中の模様をリアルに感じることができる。なお、このモデルは東京オートサロンでの限定展示となっている。