専用デザインのエクステリアに4×4システムと6速MTを採用したフィアット・パンダの限定モデルが日本上陸

フィアット・パンダに専用デザインのエクステリアパーツやダークセラミックグレーのボディカラー、4×4システムおよび6速MTを組み込んだ特別仕様車の「パンダ・ストリート4×4」を設定。販売台数は160台限定

 FCAジャパンは2022年1月6日、コンパクトカーのフィアット・パンダに特別仕様車「パンダ・ストリート4×4(Panda Street 4×4)」をラインアップし、1月15日に発売すると発表した。車両価格は242万円の設定で、販売台数は160台の限定だ。

▲フィアット・パンダ・ストリート4×4 価格:6MT242万円 全長3685×全幅1670×全高1615mm ホイールベース2300mm 車重1130kg 乗車定員5名 販売台数は160台限定。ヒーテッドフロントガラスを特別装備
▲フィアット・パンダ・ストリート4×4 価格:6MT242万円 全長3685×全幅1670×全高1615mm ホイールベース2300mm 車重1130kg 乗車定員5名 販売台数は160台限定。ヒーテッドフロントガラスを特別装備

 今回の特別仕様車は、通常モデルのパンダが有する独特の背高スタイルやコンパクトながら広々した室内空間をベースに、SUVらしさを演出する専用の外装パーツやボディカラー、悪路走破性を高める機能装備などを組み込んで、個性あふれるクロスオーバーSUVに仕立てたことが特徴である。

▲ボディカラーに特別色のダークセラミックグレーを採用。リアプライバシーガラスを特別装備
▲ボディカラーに特別色のダークセラミックグレーを採用。リアプライバシーガラスを特別装備

 まずエクステリアでは、ボディカラーに特別色のダークセラミックグレーを採用したことがトピック。合わせて、シルバー仕上げのアンダーガードを配した専用デザインの前後バンパーやブラックのフェンダーアーチ、様々な用途に対応するルーフレール、ヒーテッド機構付きのフロントガラス、外部から車内を見えづらくするとともに日光による室内の温度上昇を抑えるリアプライバシーガラスなどを特別装備する。足もとには、スポーティな5本スポークデザインのホイールキャップで覆う15インチスチールホイールと175/65R15タイヤを組み込んだ。

▲シルバー仕上げのアンダーガードを配した専用デザインの前後バンパーを装着
▲シルバー仕上げのアンダーガードを配した専用デザインの前後バンパーを装着
▲様々な用途に対応するルーフレールを特別装備
▲様々な用途に対応するルーフレールを特別装備
▲スポーティな5本スポークデザインのホイールキャップで覆う15インチスチールホイールを採用
▲スポーティな5本スポークデザインのホイールキャップで覆う15インチスチールホイールを採用

 インテリアについては、ブラックおよびグレーの内装色を基調としてシックに仕立てたうえで、ダストポーレンフィルター付フルオートエアコンディショナーや前席シートヒーターを標準装備して寒冷地などにおける快適性を向上。シート自体には、スクワールをモチーフとするヘッドレストを配した専用アレンジのファブリック表皮を採用する。さらに、センターコンソール収納を特別装備して利便性を引き上げた。

▲内装はブラックおよびグレーのカラーリングを基調としてシックに仕立てたうえで、ダストポーレンフィルター付フルオートエアコンディショナーやレザーステアリングホイール、レザーシフトノブなどを標準で装備。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲内装はブラックおよびグレーのカラーリングを基調としてシックに仕立てたうえで、ダストポーレンフィルター付フルオートエアコンディショナーやレザーステアリングホイール、レザーシフトノブなどを標準で装備。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲スクワールをモチーフとするヘッドレストを配した専用アレンジのファブリック表皮シートを採用。前席にはヒーテッド機構を内蔵する
▲スクワールをモチーフとするヘッドレストを配した専用アレンジのファブリック表皮シートを採用。前席にはヒーテッド機構を内蔵する

 パワーユニットには875cc直列2気筒8Vマルチエア・インタークーラー付ターボエンジン(85ps/145Nm、ECOスイッチON時77ps/100Nm)を搭載。トランスミッションには、最終減速比を5.308にセットした6速MTを組み合わせる。そして、駆動システムには高い機動力を誇る4×4システムを採用。さらに、電子式ディファレンシャルロック(ELD)を組み込んで悪路走破性を高めた。

▲パワーユニットには875cc直列2気筒8Vマルチエア・インタークーラー付ターボエンジン(85ps/145Nm)を搭載。駆動システムには高い機動力を誇る4×4システムを採用する
▲パワーユニットには875cc直列2気筒8Vマルチエア・インタークーラー付ターボエンジン(85ps/145Nm)を搭載。駆動システムには高い機動力を誇る4×4システムを採用する
▲トランスミッションには最終減速比を5.308にセットした6速MTを組み合わせる
▲トランスミッションには最終減速比を5.308にセットした6速MTを組み合わせる
▲悪路走破性を高める電子式ディファレンシャルロック(ELD)を設定
▲悪路走破性を高める電子式ディファレンシャルロック(ELD)を設定

 先進安全システムに関しては、車庫入れ時の安全をサポートするリアパーキングセンサー(アラーム式)を特別装備したほか、ABS+EBDやESC(エレクトロニックスタビリティコントロール)、シティブレーキコントロール(衝突被害軽減ブレーキ)などを標準で採用している。

▲車庫入れ時の安全をサポートするリアパーキングセンサーを特別装備
▲車庫入れ時の安全をサポートするリアパーキングセンサーを特別装備
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