2020年7月、プジョー208のフルモデルチェンジに合わせて新設定されたコンパクトBEVモデル。低く、ワイドでグラマラスな新世代のボディラインは、すっきりとして張りのある面がスポーティネスを感じさせ、スタンスが広くワイドなフェンダーが相まって、力強さと優しさの絶妙なバランスと官能的ともいえるテイストを持つ。
新開発のEV専用モジュラープラットフォーム“ e-CMP(エレクトリック・コモン・モジュラー・プラットフォーム)” を採用。これに最高出力136ps、最大トルク260Nmを発生する電気モーターをフロントに、50kWhの容量を確保したリチウムイオン電池を車体中央付近のフロア下に搭載している。
ドライブモードはエコ/ノーマル/スポーツの3モードを設定。また、ブレーキモードはDとBの2つの選択が可能で、ドライバーはギアシフターの操作で望みの回生ブレーキ強度を選ぶことができる。2022年4月にはギア比の変更やヒートポンプの効率の改善、さらにトグルタイプのオートマチックセレクターを採用するなど一部改良が行われている。これにより航続距離は395kmを実現している。
グレード=e-208 GT(FWD)
価格=512万4000円
全長×全幅×全高=4095×1745×1465mm
ホイールベース=2540mm
トレッド=フロント:1495/リア:1495mm
車重=1500kg
モーター型式=ー(交流同期電動機)
モーター定格出力=57kW
モーター最高出力=100kW(136ps)
モーター最大トルク=260Nm(26.5kgm)
一充電走行距離(WLTCモード)=395km
交流電力量消費率(WLTCモード)=149Wh/km
駆動用バッテリー=リチウムイオン電池
駆動用バッテリー総電力量=50kWh
サスペンション=フロント:ストラット/リア:トーションビーム
ブレーキ=フロント:ベンチレーテッドディスク/リア:ディスク
タイヤ&ホイール=205/45R17+アルミ
駆動方式=FWD
乗車定員=5名
最小回転半径=5.4m