電気自動車のトヨタbZ4XをベースとするGR SPORTのコンセプトモデルが初公開

電気自動車にGR SPORTの設定を予告!?　TGRが新型BEVのトヨタbZ4Xをベースとするスタディモデルの「bZ4X GR SPORTコンセプト」を発表

　TOYOTA GAZOO Racing（TGR）は2022年1月14日、東京オートサロン2022において、本年半ばの発売を予定するSUVタイプの電気自動車のトヨタbZ4Xをベースとするカスタマイズスタディモデルの「bZ4X GR SPORTコンセプト」を初公開した。

　TGRが高い環境性能と走る楽しさの両立を目指して開発したbZ4X GR SPORTコンセプトは、ボディカラーをマットグレーで彩ったうえで、バンパー下部からフェンダー、サイドにかけてグロスカラーを採用し、精悍かつスポーティなアピアランスを創出。また、足回りをローダウン化するとともに、シューズのインチアップを施す。さらに、ホイール自体はブラック塗装で仕上げ、同時にリム文字を追加。ブレーキキャリパーはレッドで塗装した。そして、フロントグリル内にはGRバッジを組み込む。一方、内装にはGRマーク付きのブラック表皮スポーツシートを配備した。

　近年のトヨタ車は、スポーツモデルのみにとどまらず、ランドクルーザーやハイラックスといったレクリエーショナルビークルにもデビュー当初からGRスポーツを設定している。SUVタイプの電気自動車であるbZ4Xにも、GRスポーツをカタログモデルとしてラインアップする可能性は高そうだ。今回発表されたbZ4X GR SPORTコンセプトの完成度の高さを見て、そう実感した。