BMWジャパンは2022年2月7日、プレミアムコンパクトカーのミニ・クーパーの3/5ドアハッチバックとクラブマンの3モデルに特別限定車の「ブリック・レーン・エディション(Brick Lane Edition)」を設定し、同日より発売した。ユーザーへの納車は本年第1四半期以降を予定している。
車種展開および販売台数は以下の通り。
ミニ・クーパー・3ドアハッチバック・ブリック・レーン・エディション:433万円(販売台数180台)
ミニ・クーパーD・5ドアハッチバック・ブリック・レーン・エディション:463万円(販売台数300台)
ミニ・クーパーD・クラブマン・ブリック・レーン・エディション:481万円(販売台数180台)
今回の限定車は、英国ロンドンにあるストリートアートの聖地「ブリック・レーン(Brick Lane)」にインスパイアを受けて製作したスペシャルモデルだ。ベース車は1498cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン(136ps/220Nm)+7速DCTのパワーユニットを搭載するミニ・クーパーの3ドア、1496cc直列3気筒DOHCディーゼルターボエンジン(116ps/270Nm)+7速DCTのパワーユニットを搭載するミニ・クーパーDの5ドア、1995cc直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジン(150ps/350Nm)+8速ATのパワートレインを搭載するミニ・クーパーD・クラブマンで、ブリック・レーンが有する自由な創造性やアイデンティティを起点に、感性に訴える独創的なデザインを内外装の随所に取り入れている。
まずボディカラーは、ミニ・クーパー・3ドアハッチバック・ブリック・レーン・エディションにホワイトシルバー・メタリック、ミニ・クーパーD・5ドアハッチバック・ブリック・レーン・エディションにムーンウォークグレー・メタリックまたはホワイトシルバー・メタリック、ミニ・クーパーD・クラブマン・ブリック・レーン・エディションにMINI Yours エニグマティックブラック・メタリックを設定。ここにトーンの異なるブルーのアクセントと、サンマリノ・ブルーの専用ルーフカラーを採用する。
また、ボンネットおよびサイドには専用のストライプを、3ドアのBピラー、5ドアおよびクラブマンのCピラーにはBrick Lane Editionの頭文字である Bのエンブレムを、サイドスカットルにはBRICK LANEロゴを、ドアシルプレートにはBRICK LANEロゴを配備。さらに、ミニ・クーパー・3ドア/5ドアハッチバック・ブリック・レーン・エディションには専用フローズンブルー・アクセントパーツ(ドアハンドル/テールゲートハンドル/前後ライトリング/前後MINIエンブレム/センターコンソール・インナートリムリング)、クラブマンにはピアノブラック・エクステリア(ドアハンドル/テールゲートハンドル/前後ライトリング/フロントグリルフレーム/前後MINIエンブレム/CLUBMANエンブレム)も装備した。
一方で足もとには、新車装着としては初採用となる、常時MINIのロゴが上向きとなるフローティング・ホイールキャップを採用。ホイールはミニ・クーパー・3ドア/5ドアハッチバック・ブリック・レーン・エディションにペダルスポーク・ブラック17インチ・アロイホイールを、ミニ・クーパーD・クラブマン・ブリック・レーン・エディションにスタースポーク・ブラック18 インチ・アロイホイールを組み込んでいる。
内装については、専用インテリアサーフェスBRICK LANEステッカーやBエンブレム入り専用フロアマット、専用キーキャップ、アンスラサイト・ヘッドライナー、レザレットシート・カーボンブラック(前席スポーツシート)、前席シートヒーターを特別装備。また、ミニ・クーパー・3ドア/5ドアハッチバック・ブリック・レーン・エディションにはピアノブラック・インテリアサーフェスを、ミニ・クーパーD・クラブマン・ブリック・レーン・エディションにはMINI Yoursインテリアサーフェス・フローズンブルー・イルミネーテッドを標準で採用した。
先進安全装備の拡充も訴求点。ミニ・クーパー・3ドア/5ドアハッチバック・ブリック・レーン・エディションにはリアPDC(パーキング・ディスタンス・コントロール)やリアビュー・カメラ、クルーズコントロールを、ミニ・クーパーD・クラブマン・ブリック・レーン・エディションにはフロント&リアPDCやリアビュー・カメラ、パーキングアシストを標準で装備している。