スズキのインド子会社であるマルチ・スズキ・インディア社(マルチ・スズキ社)は2022年2月7日(現地時間)、人気コンパクトハッチバック「バレーノ(BALENO)」の改良モデルのティーザー画像を公開。合わせて、先行予約の受付開始を発表した。
改良型のバレーノは、マルチ・スズキのプレミアムディーラーネットワークである「NEXA」のシグネチャーとして、“Crafted Futurism”(巧妙な未来主義)と称する新デザイン言語を採用。プレミアムハッチバックのセグメントに新たな道を開く、表現力豊かなデザインを創出したという。先行画像を見ると、既存モデルよりシャープかつスポーティなエクステリアに仕上がっていることが確認できる。片側3灯式の前後LEDランプの造形なども、上質さを感じさせる要素だ。
パワーユニットに関しては、次世代Kシリーズ“Dual Jet”のデュアルVVTエンジンを搭載。燃費性能を向上させるアイドルスタートストップ・システムも組み込む。一方、先進機構としては、ヘッドアップディスプレイを同セグメントで初めて設定。速度やドライブポジションなどの基本情報をドライバーの前方視界部に映し出すことで、安全かつスムーズなドライビングを可能としている。
なお、既存のバレーノは2020年7月まで日本で販売されていたが、現在は中止。改良型が日本に導入されるのかは、現在のところ正式なアナウンスはない。