グループPSAジャパンは2022年2月16日、DSブランドの新世代フラッグシップサルーン「DS9」が3月17日に日本でプレス発表するのに先立って、「DS9デビュー記念プレゼントキャンペーン」を2月14日から3月16日まで実施すると発表した。
改めて、DS9の特徴を紹介しよう。
DSオートモビルが目指す、フランスの文化を反映したフランスならではのラグジュアリーカーの復活を具現化したというDS9は、エレガントなファストバックスタイルを基調に、「DSウイングス」と称する表現力豊かなフロントマスクやサイドの伸びやかなキャラクターライン、クロームをあしらって上質に仕上げたチゼル状のリアコンビネーションランプなどを採用したことが訴求点。ドアハンドルには新アレンジのリトラクタブル式を採用する。ボディサイズは全長4930mm×全幅1850mm/ホイールベース2900mmに設定した。
内装については、高い快適性と上質感を誇る「DSラウンジ」コンセプトで構成。ナッパレザーで全体をカバーしたダッシュボードやウォッチストラップを模した新意匠のシート、クリスタルのように造形されたタッチボタン、アルカンターラで覆ったルーフライニングとサンバイザー、手縫いの革で仕上げたドアハンドル、USBポートを内蔵したストレージエリアのほかマッサージ機能やマルチカラーのウエルカムライトを装備した後席空間など、フレンチラグジュアリーの意気を目いっぱいに盛り込む。随所に配した“クル・ド・パリ”文様も印象的だ。DSコネクテッドパイロットやDSパークパイロット、DSアクティブLEDビジョン、DSナイトビジョン、DSドライバーアテンションモニタリングなど、最新の安全運転支援機構やコネクテッド機能なども鋭意採用している。
ロングホイールベースのEMP2(Efficient Modular Platform2)の新バージョンとなるアーキテクチャーに搭載するパワートレインは、同ブランドの新世代電気駆動システム「E-TENSE」を導入したプラグインハイブリッドで構成する。225psを絞り出す“PureTech”1.6リットル直列4気筒DOHCガソリンターボエンジンに80kWを発生する高効率モーターを組み合わせ、システム総出力250ps/最大トルク360Nmを発生。ここに専用セッティングの8速ATを組み合わせ、前輪を駆動する。バッテリー容量は11.9kWhで、EV走行換算距離は61km(WLTCモード)を実現した。また、走行モードとしてゼロエミッションモード/エレクトリックモード/ハイブリッドモード/スポーツモードを設定。スポーツモードでは、アクセルペダルやギアボックス、ステアリング、アクティブサスペンションのマッピングが統合制御されるとともに、内燃機関とモーターの組み合わせによる最大限のパワーが発揮される仕組みだ。さらに、アクセルオフ時もしくは制動時にエネルギーを回収し、バッテリーに蓄電する回生システムを装備。ギアセレクターを手前に引き、Bモードに設定すれば、回生ブレーキがさらに強力になる。加えて、つねに蓄電レベルが指定されたレベルで確保される“E-Save”機能も組み込んだ。
なお、パワートレインとしては後に統合最高出力360psを発生する4輪駆動PHEVモデル、そして最高出力225psを発揮する“Pure Tech”ガソリンエンジンモデルをラインアップする予定である。
キャンペーンの内容に話を移そう。
まず、期間中にDS9メールニュースに登録すると、いち早くDS9の詳細を案内。そして、登録者のなかから抽選で1組2名に「パレスホテル東京宿泊付きDS9モニター試乗体験」を、3名に「グレイスワイン&ラリックシャンパングラスセット」をプレゼントするそうだ。