第5世代のメルセデス・ベンツ・Cクラスにエントリーグレードの「C180アバンギャルド」を追加

メルセデス・ベンツ・Cクラスのセダン/ステーションワゴンにベーシックモデルの「C180アバンギャルド」を設定。パワーユニットにはISGを組み込んだM254型1.5リットル直噴ガソリンターボエンジン(170ps/250Nm)を搭載

 メルセデス・ベンツ日本は2022年2月17日、Cクラスのセダン/ステーションワゴンにエントリーグレードの「C180アバンギャルド」を追加設定し、同日より予約受注を開始した。ユーザーへの配車開始は本年3月ごろを予定している。

▲メルセデス・ベンツC180アバンギャルド(ISG搭載モデル) 価格:9SAT599万円 全長4755×全幅1820×全高1435mm ホイールベース2865mm 車重1650kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費14.4km/リットル
▲メルセデス・ベンツC180アバンギャルド(ISG搭載モデル) 価格:9SAT599万円 全長4755×全幅1820×全高1435mm ホイールベース2865mm 車重1650kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費14.4km/リットル

車両価格は以下の通り。
■セダン
C180アバンギャルド(ISG搭載モデル):599万円
■ステーションワゴン
C180ステーションワゴン アバンギャルド(ISG搭載モデル):625万円

▲メルセデス・ベンツC180ステーションワゴン アバンギャルド(ISG搭載モデル) 価格:9SAT625万円 全長4755×全幅1820×全高1455mm ホイールベース2865mm 車重1690kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費14.2km/リットル
▲メルセデス・ベンツC180ステーションワゴン アバンギャルド(ISG搭載モデル) 価格:9SAT625万円 全長4755×全幅1820×全高1455mm ホイールベース2865mm 車重1690kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費14.2km/リットル

 C180はパワーユニットにM254型1494cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(最高出力170ps/5500~6100rpm、最大トルク250Nm/1800~4000rpm)+ISG/モーター(最高出力15kW、最大トルク208Nm)+リチウムイオンバッテリーのマイルドハイブリッドを搭載。トランスミッションには変速比幅が広い9G-TRONICの電子制御9速ATを組み合わせ、後輪を駆動する。燃費性能はWLTCモードでセダンが14.4km/リットル、ステーションワゴンが14.2 km/リットルを実現した。

▲パワーユニットにはM254型1494cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(170ps/250Nm)+ISG/モーター(15kW/208Nm)+リチウムイオンバッテリーのマイルドハイブリッドを搭載
▲パワーユニットにはM254型1494cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(170ps/250Nm)+ISG/モーター(15kW/208Nm)+リチウムイオンバッテリーのマイルドハイブリッドを搭載

 エクステリアは既存のCクラスのセダン/ステーションワゴンと同様、メルセデス・ベンツのデザインの基本思想である「Sensual Purity(官能的純粋)」を突き詰めた、シンプルかつシームレスで、すべてが1つの塊に溶け合ったような先進フォルムを採用する。装備面では、LEDハイパフォーマンスヘッドライトや10ツインスポーク17インチアルミホイールなどを標準で採用した。
 内包するインテリアは、ブラックの内装色を基調に、レザーツインシートや前席シートヒーター、前後席アームレスト、ハイグロスブラックセンタートリム、シルバーグレーダイヤモンドインテリアトリムなどを標準装備。機能面では、12.3インチのコクピットディスプレイと11.9インチの縦型メディアディスプレイを配する最新の対話型インフォテインメントシステムの「MBUX」、AR(Augmented Reality=拡張現実)ナビゲーション、生体認証(指紋、声)によるシートポジション設定、テレマティクスサービス「Mercedes me connect」などを組み込んでいる。

▲ブラックの内装色を基調に、レザーツインシートや前席シートヒーター、ハイグロスブラックセンタートリム、シルバーグレーダイヤモンドインテリアトリムなどを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲ブラックの内装色を基調に、レザーツインシートや前席シートヒーター、ハイグロスブラックセンタートリム、シルバーグレーダイヤモンドインテリアトリムなどを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

 他のグレードと同様、先進安全運転支援システムも充実している。インテリジェントドライブには、新型Sクラスから採用されるメルセデス・ベンツの最新ハードウェアおよびシステムを導入。機能としては、必要な車線認識を従来のステレオマルチパーパスカメラだけではなく、360度カメラシステムも使用することで対応可能なカーブが増えたり、高速道路上で今まで以上に精密に車線中央を維持したりすることができるようになったアクティブステアリングアシスト、アクティブディスタンスアシスト・ディストロニックやアクティブステアリングアシストが使用されていない場合でも作動するようになったアクティブエマージェンシーストップアシスト、自車と同じ方向や反対方向に進む歩行者および自転車を含む車両も検知するようになった緊急回避補助システム、芝などの路肩に対しても反応するように設定したアクティブレーンキーピングアシスト、停車時でドアを開けようとした際に後方から障害物が迫っている場合の警告機能を組み込んだアクティブブラインドスポットアシストなどを設定している。

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