ルノーが新型SUV「オーストラル」のエクステリアデザインのスケッチを披露

ルノーの新しいロゴマークを配した新世代CセグメントSUV「オーストラル」のデザインスケッチが公開。実車のワールドプレミアは本年3月8日を予告

 仏ルノーは2022年2月23日(現地時間)、Cセグメントの新型SUV「オーストラル(AUSTRAL)」のデザインスケッチを公開。合わせて、市販モデルを本年3月8日に発表するとアナウンスした。

▲ルノーが新型SUV「オーストラル」のエクステリアデザインのスケッチを披露。シックとマッスルを融合させた、新進のSUVデザインに昇華している。オーストラルの正式発表は本年3月8日を予定
▲ルノーが新型SUV「オーストラル」のエクステリアデザインのスケッチを披露。シックとマッスルを融合させた、新進のSUVデザインに昇華している。オーストラルの正式発表は本年3月8日を予定

 従来モデルのカジャーの後継となる次世代SUVのオーストラルは、これまでインテリアのデザインスケッチやカモフラージュしたプロトタイプモデルなどのティーザー画像を公開。そして今回は、エクステリアのデザインスケッチを披露することとなった。
 フロントマスクは、2つのロザンジュ(ひし形)が一体になる新意匠のルノーロゴ、近年のルノー車を象徴するCシェイプのデイタイムランプ、左右端をヘッドランプの造形に合わせた上でチェッカーパターンのインテーク部を配したグリル、クロームメッキで彩った水平基調の横バー、アグレッシブな造形のバンパーなどを採用。左右に凹部を設けた独特なボンネット形状も印象的だ。SUVモデルらしく、スキッドプレートも装着している。一方でサイドビューは、ボリュームのある前後フェンダーに大型のサイドシル、前後で分離したシャープな造形のライン、後方に向かって窄まっていくウィンドウグラフィックなどによって、スポーティかつ筋肉質なフォルムを具現化する。足もとの大径ホイールも、存在感満点だ。
 ルノーのデザイナーは、「シックとマッスルを融合させた、パワフルな個性を重視してデザインした。ルノー・ブランドのリニューアルを反映させた1台に仕上がっている」とコメントしている。

▲インテリアのデザインスケッチ。スリムで幅広いダッシュボードがドアパネルと一体造形とされ、合わせてメーター部に12.3インチのディスプレイ、センター部に縦長の12インチタッチパネル式ディスプレイを逆L字型で配する。ルノーではこのデジタルディスプレイを“OpenR”と呼称する
▲インテリアのデザインスケッチ。スリムで幅広いダッシュボードがドアパネルと一体造形とされ、合わせてメーター部に12.3インチのディスプレイ、センター部に縦長の12インチタッチパネル式ディスプレイを逆L字型で配する。ルノーではこのデジタルディスプレイを“OpenR”と呼称する
▲カモフラージュしたオーストラルのプロトタイプ。白と黒のダズル迷彩のグラフィックが印象的
▲カモフラージュしたオーストラルのプロトタイプ。白と黒のダズル迷彩のグラフィックが印象的
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