BMW2シリーズの3ボックスクーペモデルが日本デビュー!

02シリーズの系譜を受け継ぐBMWのプレミアムコンパクトクーペの新型2シリーズ・クーペが日本発表。3ボックスクーペの車両デザインに、セグメント唯一のFRレイアウトを採用

 BMWジャパンは2022年2月25日、プレミアムコンパクトクーペの新型2シリーズ・クーペを、本年3月1日より販売すると発表した。

▲BMW 220iクーペ 価格:8SAT508万円 全長4545×全幅1825×全高1405mm ホイールベース2740mm 車重1530kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費13.3km/リットル
▲BMW 220iクーペ 価格:8SAT508万円 全長4545×全幅1825×全高1405mm ホイールベース2740mm 車重1530kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費13.3km/リットル

車種展開は以下の通り。
220iクーペ:508万円
220iクーペ Mスポーツ:550万円
なお、ユーザーへの納車は本年3月以降を予定している。

▲BMW 220iクーペ Mスポーツ 価格:8SAT550万円 全長4560×全幅1825×全高1405mm ホイールベース2740mm 車重1530kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費13.3km/リットル シューズには前7.5J×18/後8.5J×18 Mライトアロイホイール・ダブルスポーク“スタイリング848M”+前225/45R18/後255/40R18タイヤを装着
▲BMW 220iクーペ Mスポーツ 価格:8SAT550万円 全長4560×全幅1825×全高1405mm ホイールベース2740mm 車重1530kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費13.3km/リットル シューズには前7.5J×18/後8.5J×18 Mライトアロイホイール・ダブルスポーク“スタイリング848M”+前225/45R18/後255/40R18タイヤを装着

 今回発表された2シリーズ・クーペは、1966年に登場した往年の名車「02シリーズ」の系譜を受け継ぐ3ボックススタイルの最新プレミアムコンパクトクーペモデルである。

▲3ボックススタイルを基調に、2枚のドアと傾斜をつけたCピラー、ワイドで逞しさあふれるフォルム、躍動的なキャラクターラインなどによって、アスリートを彷彿とさせる筋肉質なスタイリングを創出する
▲3ボックススタイルを基調に、2枚のドアと傾斜をつけたCピラー、ワイドで逞しさあふれるフォルム、躍動的なキャラクターラインなどによって、アスリートを彷彿とさせる筋肉質なスタイリングを創出する

 エクステリアは3ボックススタイルを基調に、2枚のドアと傾斜をつけたCピラー、ワイドで逞しさあふれるフォルム、躍動的なキャラクターラインなどによって、アスリートを彷彿とさせる筋肉質なスタイリングを形成する。また、フロント部は従来のバーに代わってフラップを内蔵し、より薄くワイドになったキドニーグリルや、ライトチューブで縁取った新デザインの2灯式アダプティブLEDヘッドライトなどによって、精悍かつスポーティなマスクを演出。一方でリアセクションは、新造形のコンビネーションランプや水平方向のシャープなライン、スポイラー形状の後端、左右2本出しのエキゾーストパイプを組み込むディフューザーなどを採用して、ダイナミックな後ろ姿を具現化した。前後重量配分を約50:50の理想的な数値に仕上げたことも特徴だ。

▲ライトチューブで縁取った新デザインの2灯式アダプティブLEDヘッドライトを装備
▲ライトチューブで縁取った新デザインの2灯式アダプティブLEDヘッドライトを装備
▲新造形のリアコンビネーションランプやスポイラー形状の後端デザインを採用
▲新造形のリアコンビネーションランプやスポイラー形状の後端デザインを採用

 内包するインテリアは、BMWのクーペモデルらしくスポーティで洗練されたデザインに仕立てる。ドライバー空間には12.3インチマルチディスプレイメーターパネルと10.25インチワイドコントロールディスプレイ(タッチパネル機能付)を配したBMWライブコックピット、マルチファンクション・スポーツレザーステアリングホイール(Mスポーツはマルチファンクション・Mスポーツレザーステアリングホイール)、前席スポーツシートなどを標準装備。一方、後席は十分なヘッドスペースを確保したうえで、シートにスルーローディングシステム(40:20:40分割可倒式リアシート)を組み込んで利便性を高めた。

▲ドライバー空間には12.3インチマルチディスプレイメーターパネルと10.25インチワイドコントロールディスプレイ(タッチパネル機能付)を配したBMWライブコックピットを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右
▲ドライバー空間には12.3インチマルチディスプレイメーターパネルと10.25インチワイドコントロールディスプレイ(タッチパネル機能付)を配したBMWライブコックピットを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

 安全機能・運転支援システムに関しては、高性能3眼カメラ&レーダーおよび高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が増した最新の「ドライビング・アシスト」を標準で装備。機能としては、アクティブクルーズコントロール(ストップ&ゴー機能付)やレーンチェンジウォーニング(車線変更警告システム)およびレーンディパーチャーウォーニング(車線逸脱警告システム)、トラフィックサインアシスト(速度制限認識)、衝突回避・被害軽減ブレーキなどを採用する。また、標準装備のパーキングアシストにはリバースアシスト機能も組み込んだ。
 コネクティビティ関連では、車載通信モジュールによりドライバーとクルマ、そして取り巻く情報をITネットワークでつなぎ、またAmazon Alexaに対応した新スマートフォン向けアプリ「My BMW」が活用できる最新バージョンの「BMWコネクテッドドライブ」を採用。合わせて、AI技術を駆使することで、音声会話だけで車両の操作や情報へのアクセスが可能となる「BMWインテリジェントパーソナルアシスタント」を設定した。

▲高性能3眼カメラ&レーダーおよび高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が増した最新の「ドライビング・アシスト」を標準で装備する
▲高性能3眼カメラ&レーダーおよび高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が増した最新の「ドライビング・アシスト」を標準で装備する

 パワーユニットには最高出力184ps/5000rpm、最大トルク300Nm/1350~4000rpmを発生する1998cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンを搭載。トランスミッションには電子制御式8速AT(Mスポーツは8速スポーツAT)を組み合わせ、後輪を駆動する。また、クーペモデルらしいダイナミックな走りを実現するために、サスペンション取り付け部やアンダーフレームを強化するとともに高剛性ボディを採用して、ロール剛性の強化やキレのあるスポーティなハンドリングを実現。さらに、アルミニウム材をボンネットだけではなくエンジンキャリアやエンジンキャリア接続部に導入して、ボディ剛性の強化と軽量化を高次元で両立させた。

▲パワーユニットには最高出力184ps/5000rpm、最大トルク300Nm/1350~4000rpmを発生する1998cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンを搭載
▲パワーユニットには最高出力184ps/5000rpm、最大トルク300Nm/1350~4000rpmを発生する1998cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジンを搭載
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