マツダ・ファミリアバンにハイブリッド車を新設定

マツダが小型バンのファミリアバンを商品改良。ハイブリッド車の追加設定やガソリン車のGXの仕様変更を実施

 マツダは2022年3月3日、小型バンのファミリアバンにハイブリッド車を追加設定し、合わせてガソリン車の最上級グレードのGXを仕様変更して、ガソリン車を同日、ハイブリッド車を4月1日に発売すると発表した。

▲マツダ・ファミリアバンGX(ハイブリッド車) 価格:207万3500円 全長4245×全幅1690×全高1525mm ホイールベース2550mm 車重1160kg 乗車定員2/5名 WLTCモード燃費22.6km/リットル
▲マツダ・ファミリアバンGX(ハイブリッド車) 価格:207万3500円 全長4245×全幅1690×全高1525mm ホイールベース2550mm 車重1160kg 乗車定員2/5名 WLTCモード燃費22.6km/リットル

車種展開は以下の通り。
■ハイブリッド車
DX:179万8500円
VE:196万9000円
GX:207万3500円
■ガソリン車
DX・2WD:163万3500円
DX・4WD:182万6000円
VE・2WD:170万5000円
VE・4WD:188万1000円
GX・2WD:179万8500円
GX・4WD:198万円

▲マツダ・ファミリアバンVE(ハイブリッド車) 価格:196万9000円
▲マツダ・ファミリアバンVE(ハイブリッド車) 価格:196万9000円

 ファミリアバンは、トヨタ自動車からOEM供給を受ける小型バンで、プロボックスの兄弟車に当たる。今回の商品改良は、前述の通りハイブリッド車の追加設定やガソリン車のGXの仕様変更を実施して、商品力をより高めたことが特徴である。

▲ハイブリッド車は①1NZ-FXE型1496cc直列4気筒DOHCガソリンエンジン②昇圧コンバーター付パワーコントロールユニット③1LM型モーターを含むハイブリッドトランスアクスル④ニッケル水素電池でシステムを構成
▲ハイブリッド車は①1NZ-FXE型1496cc直列4気筒DOHCガソリンエンジン②昇圧コンバーター付パワーコントロールユニット③1LM型モーターを含むハイブリッドトランスアクスル④ニッケル水素電池でシステムを構成

 ハイブリッド車は1NZ-FXE型1496cc直列4気筒DOHCガソリンエンジン(74ps/11.3kg・m)、昇圧コンバーター付パワーコントロールユニット、1LM型モーター(45kW/169Nm)を含むハイブリッドトランスアクスル、ニッケル水素電池(容量6.5Ah)でシステムを構成。スムーズな発進や伸びのある加速フィーリングを追求するとともに、モーターの駆動力制御により路面の凹凸に応じて車体の上下揺れを軽減し、滑らかでフラットな乗り心地を実現する。燃費性能はWLTCモードで22.6km/リットルを達成した。
 装備面では、最上級仕様のGXにバックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを採用。また、フロントバンパーコーナー部とリアバンパーをボディ色で仕立て、ひとクラス上の質感を創出した。

▲GX・ハイブリッド車の内装。シルバー塗装シフトパネルやメッキ加飾(エアコンセンタールーバーノブ/空調コントロールダイヤル/シフトロッド)を標準装備
▲GX・ハイブリッド車の内装。シルバー塗装シフトパネルやメッキ加飾(エアコンセンタールーバーノブ/空調コントロールダイヤル/シフトロッド)を標準装備
▲GX・ハイブリッド車は上下可動式フロントシートヘッドレストとリアシートヘッドレストを標準で組み込む
▲GX・ハイブリッド車は上下可動式フロントシートヘッドレストとリアシートヘッドレストを標準で組み込む
▲駆動用バッテリーをリアシート下に配置することで広いラゲッジスペースを確保
▲駆動用バッテリーをリアシート下に配置することで広いラゲッジスペースを確保

 ガソリン車のGXの仕様変更については、ハイブリッド車のGXと同様、バックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを標準装備。外装では、フロントバンパーコーナー部とリアバンパーをボディ色で仕上げている。

▲ハイブリッド車およびガソリン車のGXグレードにバックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを装備
▲ハイブリッド車およびガソリン車のGXグレードにバックモニター内蔵自動防眩インナーミラーを装備
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