新型三菱アウトランダーPHEVがいよいよ海外進出。ニュージーランドで販売を開始

三菱自動車が新型アウトランダーPHEVをニュージーランドで発売。本年内には豪州や北米市場にも投入予定

 三菱自動車は2022年3月4日、旗艦クロスオーバーSUVの新型アウトランダーPHEVを3月6日よりニュージーランドで発売すると発表した。同車の海外市場への投入は、今回が初である。

▲ニュージーランド仕様の三菱アウトランダーPHEV・VRX 全長4710×全幅1862×全高1745mm ホイールベース2706mm 車重2110kg 乗車定員7名
▲ニュージーランド仕様の三菱アウトランダーPHEV・VRX 全長4710×全幅1862×全高1745mm ホイールベース2706mm 車重2110kg 乗車定員7名

 ニュージーランド市場における新型アウトランダーPHEVは、5シーターのLS、7シーターのXLS、レザーシートなどを装備するVRXの3グレードを設定。昨年11月に先行注文の受付を開始し、本年2月20日までに目標を超える500台を受注している。

▲EV走行距離は現地モードで84km以上を実現
▲EV走行距離は現地モードで84km以上を実現
▲三菱独自の車両運動統合制御システムであるS-AWC(Super All Wheel Control)を組み込む
▲三菱独自の車両運動統合制御システムであるS-AWC(Super All Wheel Control)を組み込む

 パワートレインに関しては基本的に日本仕様と共通で、2.4リットル直列4気筒DOHC16V・MIVECエンジン(最高出力98kW/5000rpm、最大トルク195Nm/4300rpm)+フロントモーター(最高出力85kW、最大トルク255Nm)+リアモーター(最高出力100kW、最大トルク195Nm)+リチウムイオン電池(総電力量20kWh)で構成するツインモーター4WDを採用。EV走行距離は現地モードで84km以上、CO2排出量は38g/kmを実現した。

▲VRXグレードはブラックまたはライトグレー(写真)のレザーシートを装備
▲VRXグレードはブラックまたはライトグレー(写真)のレザーシートを装備
▲12.3インチのフルデジタルディスプレイを配備
▲12.3インチのフルデジタルディスプレイを配備

 なお、新型アウトランダーPHEVはニュージーランドを皮切りに、本年内には豪州や北米市場にも投入される予定である。

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