Stellantis(ステランティス)ジャパンは2022年3月23日、DSオートモビルのフラッグシップSUVであるDS7クロスバックに特別仕様車の「LOUVRE BlueHDi(ルーヴル ブルーHDi)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は660万円に設定する。
昨年の1月に続いて発売する特別仕様車のDS7クロスバック「LOUVRE BlueHDi」第2弾は、DS7クロスバックのディーゼルエンジン(1997cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボ。177ps/400Nm)搭載モデルをベースに、長年に渡って緊密な協力関係を結んでいるルーヴル美術館の文化を、DS7クロスバックという移動空間の内外装に投影させたことが特徴である。
まずエクステリアでは、ルーヴル美術館のメインエントランスの“ルーヴル・ピラミッド(ガラスのピラミッド)”をモチーフに据えた専用バッジをフロントフード/フロントドア/テールゲートに貼付。また、ドアミラーカバーにピラミッドモチーフの幾何学模様をレーザーエッチングで刻印する。さらに、通常モデルではクローム仕上げのDSウィング/リアランプガーニッシュ/ウィンドウモール/ルーフレールをシャイニーブラックで仕立て、足もとにはオリジナルデザインの20インチアロイホイール“ALEXANDRIA”(タイヤサイズは235/45R20)を装着した。ほかにも、室内の開放感を高めるパノラミックサンルーフを標準で装備する。ボディカラーは以前のブルーアンクル/ノアールペルラネラの2色展開から、ブルーアンクル/クリスタルパール/グリプラチナム/ノアールペルラネラの4色展開に拡大した。
内包するインテリアでは、ダッシュボードに専用ルーブルバッジを、フロントエアアウトレットにピラミッドオーナメントを、センターコンソールのフラップにガラスのピラミッドをモチーフとしたエンボス加工を配し、シフトレバーを取り囲むクル・ド・パリ装飾(ギョシェ模様=パリの石畳を図案化した伝統装飾様式)と相まって華やかかつスペシャルなキャビン空間を創出する。また、座席にはDSオートモビルのシグネチャーとなったナッパレザーによるウォッチストラップシートを装着した。
なお、機構面は通常グレードのOPERAに準拠し、グリップコントロールやDSアクティブスキャンサスペンション、DSコネクテッドパイロット、DSアクティブLEDビジョン、Focal Hi-Fiオーディオシステムなどを標準で採用している。