ホンダが電気自動車の小型SUV「e:Ny1」プロトタイプを欧州で初公開

欧州ホンダが電気自動車の第2弾となる「e:Ny1」のプロトタイプを発表。発売は2023年を予定

 欧州ホンダは2022年3月23日(現地時間)、SUVタイプの新型EV「e:Ny1」のプロトタイプを初公開した。発売は2023年を予定している。

▲ホンダe:Ny1プロトタイプ ホンダeに続く電気自動車の第2弾で、Bセグメントの小型SUVに位置。発売は2023年を予定
▲ホンダe:Ny1プロトタイプ ホンダeに続く電気自動車の第2弾で、Bセグメントの小型SUVに位置。発売は2023年を予定

 ホンダe:Ny1はホンダeに続く電気自動車の第2弾で、Bセグメントの小型SUVにカテゴライズされる。ホンダは同車を「欧州市場における将来的な製品ラインアップの中心になるモデル」で、「ホンダが誇るダイナミクス、テクノロジー、デザインのユニークな融合」とコメントしている。

▲ホンダはe:Ny1を「ホンダが誇るダイナミクス、テクノロジー、デザインのユニークな融合」と表現する
▲ホンダはe:Ny1を「ホンダが誇るダイナミクス、テクノロジー、デザインのユニークな融合」と表現する

 今回公開されたのは、ハイアングルの前後、フロントマスクのアップ、リア中心部の接写という4点の画像と、スタイリングをフィーチャーした15秒あまりの動画。シャープな造形のLEDヘッドライトにグリルレスのマスク、SUVらしい精悍かつ力強いサイドビュー、左右ランプを横バーでつないだ鮮やかなLEDコンビネーションランプなどの特徴が確認できる。

▲シャープな造形のLEDヘッドライトにグリルレスのマスクを組み合わせる
▲シャープな造形のLEDヘッドライトにグリルレスのマスクを組み合わせる
▲左右ランプを横バーでつないだ鮮やかなLEDコンビネーションランプを装備
▲左右ランプを横バーでつないだ鮮やかなLEDコンビネーションランプを装備

 新開発のプラットフォーム「e:NアーキテクチャーF」と組み合わせる電動パワートレインは、今回の発表では明らかにされなかったが、クルマのキャラクターを考えると、都市型EVのホンダeよりも出力の大きいモーターと大容量のバッテリーを搭載することが予想される。ホンダはe:Ny1のパフォーマンスに関して、「ユーザーが慣れ親しんできたホンダの魅力的なドライビングダイナミクス、快適性、卓越した使いやすさを維持しながら、次世代の電動車の道を切り開いていく」とコメントした。

▲動画ではサイドビューも確認できる。基本骨格には新開発のプラットフォーム「e:NアーキテクチャーF」を採用
▲動画ではサイドビューも確認できる。基本骨格には新開発のプラットフォーム「e:NアーキテクチャーF」を採用

 なお、ホンダは2023年中にe:Ny1のほか、CセグメントSUVのハイブリッド(e:HEV)と新型CR-Vのハイブリッドおよびプラグインハイブリッドの発売を予告している。

▲ホンダは2023年中にe:Ny1のほか、新型CセグメントSUVのハイブリッドと新型CR-Vの発売を計画する
▲ホンダは2023年中にe:Ny1のほか、新型CセグメントSUVのハイブリッドと新型CR-Vの発売を計画する
▲新型CセグメントSUVのイメージイラスト
▲新型CセグメントSUVのイメージイラスト
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