BMWジャパンは2022年3月23日、最上級ラグジュアリーモデル「8シリーズ」のクーペ/カブリオレ/グランクーペをマイナーチェンジし、同日より発売した。ユーザーへの納車は本年第2四半期以降を予定する。
車種展開は以下の通り。
■クーペ
840i クーペ Mスポーツ:1228万円
840i クーペ エクスクルーシブMスポーツ:1328万円
840d xドライブ クーペ Mスポーツ:1303万円
840d xドライブ クーペ エクスクルーシブMスポーツ:1403万円
■カブリオレ
840i カブリオレ Mスポーツ:1326万円
840i カブリオレ エクスクルーシブMスポーツ:1426万円
840d xドライブ カブリオレ Mスポーツ:1401万円
840d xドライブ カブリオレ エクスクルーシブMスポーツ:1501万円
■グランクーペ
840i グランクーペ Mスポーツ:1198万円
840i グランクーペ エクスクルーシブMスポーツ:1298万円
840d xドライブ グランクーペ Mスポーツ:1276万円
840d xドライブ グランクーペ エクスクルーシブMスポーツ:1376万円
今回の変更は、装備内容を刷新するとともに、新グレードとして「エクスクルーシブMスポーツ(Exclusive M Sport)」を追加設定したことが特徴である。
まず装備面では、全モデルにMスポーツ仕様の前後バンパーおよびアロイホイールなどを標準で採用。エクステリアのスポーティ感とラグジュアリーさをいっそう強化した。
一方、新グレードのエクスクルーシブMスポーツは20インチアロイホイールやクロームライン・エクステリア、バイカラーのメリノレザーシート、ハンドクラフトのクリスタル製セレクターレバー、パノラマガラスサンルーフ(グランクーペのみ)などを組み込み、高品質感や機能性を大幅に高めている。
パワートレインは基本的に従来と共通で、840i系に2997cc直列6気筒DOHC直噴ツインパワーターボガソリンエンジン(最高出力340ps/5000rpm、最大トルク500Nm/1600~4500rpm)+電子制御8速スポーツATを搭載して後輪を駆動。840d系には2992cc直列6気筒DOHCコモンレール式直噴ツイン可変ジオメトリーターボディーゼルエンジン(最高出力320ps/4400rpm、最大トルク680Nm/1750~2250rpm)+電子制御8速スポーツATを搭載して4輪を駆動(xドライブ)する。
先進安全運転支援機能には最新世代のシステムを採用。高性能3眼カメラ&レーダーや高性能プロセッサーによる高い解析能力によって、より精度と正確性が向上した最先端の運転支援システム「ドライビング・アシスト・プロフェッショナル」を標準で装備する。また、パーキングアシストには車両が直前に前進したルート最大50mまでを記憶し、その同じルートをバックで正確に戻ることが可能なリバースアシスト機能を組み込んだ。さらに、高速道路での渋滞時にドライバーをサポートする「ハンズオフ機能付き渋滞運転支援システム」を採用。ほかにも、バージョンアップしたBMWコネクテッド・ドライブ・プロフェッショナルやBMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント(AI音声会話システム)、クラウドベースの音声サービスのAmazon Alexaを装備して利便性を高めている。