ドライブ、それもロングドライブの思い出といえば、高知県の四万十川まで2往復したことでしょうか。実はお遍路なのでは?! なんて言われたりもしましたが、高知からでも愛媛からでも空港から遠い。それなら、いっそ東京から走って行こうと始まった旅があまりにも楽しかったので、GWに続いてお正月にもまた行ったというお話です。
選んだ相棒はMINIクロスオーバー。ボディサイズも地上高も手頃なAWDなので、四万十川源流の狭くて荒れた道もなんのその。全高もそれほど高くないので、高速道路も安定感バッチリ。ゴーカートフィールがウリのMINIだけに、ワインディグロードは文句ナシ。室内高も少し余裕があるし、室内は思ったよりも広くて開放感もたっぷり。ディーゼルエンジンモデルということを忘れるほど静粛性も高く、トルクフルで燃費ヨシと、ロングドライブには打ってつけのクルマでした。
あまりに愛おしいので、途中から「しろちゃん」という愛称で呼び始め、そのうち「いま、しろちゃんヒャッホーって言ったよね? なんかノリノリで楽しそうだね~♪」なんて、気持ちがわかるような気になったりして…。まるで私と友人と、しろちゃんの、3人女子旅ドライブした気分でした。
そして、旅と言えばお土産(笑)。友人がタンカンを80個買い込んで、帰路のしろちゃんのお腹(トランク)の中はオレンジ一色に。大きな思い出に、重たいお土産、心置きなく持ち帰れるのもクルマ旅の醍醐味ですよね。
【プロフィール】
竹岡圭(たけおかけい)/各種メディアやリアルイベントで、多方面からクルマとかーライフにアプローチ。一方で官公庁や道路会社などの委員なども務める。レースやラリーにもドライバー/監督として積極参戦。AJAJ副会長、日本カー・オブ・ザ・イヤー選考委員