本格オフローダーのジープ・ラングラーのスタンダードモデル「ラングラー・アンリミテッド・サハラ」にワンタッチでルーフの開閉が可能な特別仕様車「アンリミテッド・サハラ・パワートップ」を設定。販売台数は300台限定
Stellantis(ステランティス)ジャパンは2023年5月17日、ジープの本格オフローダーのラングラー・アンリミテッドのスタンダードモデル「ラングラー・アンリミテッド・サハラ」に特別仕様車の「ラングラー・アンリミテッド・サハラ・パワートップ(Wrangler Unlimited Sahara Power Top)」をラインアップし、6月3日より発売すると発表した。車両価格は880万円の設定で、販売台数は300台の限定だ。
今回の特別仕様車は、パワートレインに1995cc直列4気筒DOHC直噴ターボエンジン(272ps/400Nm)+電子制御式8速AT+セレクトラックフルタイム4×4システムを搭載する通常モデルのアンリミテッド・サハラをベースに、北米仕様にオプションとして用意される電動開閉式のルーフトップ、「スカイワンタッチパワートップ」を組み込んだことが特徴である。同トップ機構は、スイッチ操作ひとつでソフトトップが後方へと蛇腹状に折り畳まれながら開き、いつでも気軽にオープンエアドライブを楽しむことができる。開閉に要する時間は約20秒と短く、約90km/h以下であれば走行中でも操作が可能。また、サンルーフのように前席頭上のみを開けることもできる。さらに、リアクォーターウインドウはパネルごと脱着が可能で、簡単な手順でいっそうの開放感を演出。取り外したリアクォーターウインドウは、専用バッグに入れてリアシートの背面に取り付けることができる。
ボディカラーについては、鮮やかなオレンジ系のパンプキンメタリックC/C(販売台数150台)と、ルビコンに設定して高い人気を博すスティンググレーC/C(販売台数150台)の2色を設定。一方でインテリアカラーは、外板色とのコントラストが際立つブラック基調で仕立てる。装備面はベース車に準じ、エクステリアではLEDヘッドライトおよびLEDテールランプやボディカラーフロントグリル、フルメタルドア、ボディ同色オーバーフェンダー、18インチアルミホイール+255/70R18オールシーズンタイヤなどを採用。また、インテリアにはフルカラー7インチマルチビューディスプレイや本革巻きステアリングホイール、8.4インチVGAタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションシステム(Uconnect)、サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカー(9基)、フロント&リアドームオーバーヘッドLEDランプ、レザーシート(前席“Jeep”刺繍入り)、フロントシートヒーターなどを設定する。さらに、悪路走行装備としてセレクスピードコントロール(ヒルディセントコントロール/ヒルアセントコントロール)やトランスミッション/トランスファーケース/フューエルタンク用スキッドプレートを採用。そして、先進安全装備としてはParkSenseフロント&リアパークアシストやParkviewリアバックアップカメラ、アダプティブクルーズコントロール(STOP機能付)、前面衝突警報(クラッシュミティゲーション付)などを標準で組み込んでいる。