米国レクサスが次期型GXのティーザー画像を追加公開。正式発表は現地時間6月8日に決定

米国レクサスが第3世代となる新型GXのティーザー画像を追加公開。合わせて新型GXのキャラクターを「次世代レクサスが新たな選択肢として提案する本格オフローダーSUV」と標榜。正式発表は現地時間6月8日にテキサス州オースティンにて実施

　米国レクサスは2023年5月25日（現地時間）、ミッドサイズプレミアムSUVの次期型GXのティーザー画像を追加公開。合わせて、現地時間6月8日にテキサス州オースティンにて正式発表するとアナウンスした。

▲米国レクサスがミッドサイズプレミアムSUVの次期型GXのティーザー画像を追加公開。公開された画像からはリアビューおよび左サイドの造形が確認できる

　レクサスGXは、ランドクルーザープラドと基本コンポーネントを共用する海外市場向けのラグジュアリーSUVで、初代のJ120型系は2002年に、現行型で第2世代のJ150系は2009年にデビュー。上質な内外装に信頼性の高いメカニズムを内包したSUVとして、ワールドワイドで高い人気を博してきた。今回発表されるGXは第3世代となる新型モデルで、従来の車両概要を踏まえると、次期型ランドクルーザープラドと基本コンポーネントを共用していることが予想される。

　本年5月11日（現地時間）に公開されたティーザー画像の第1弾では、フロントとリアのアップの2点を披露。フロントでは3眼式のLEDランプと横長のLEDデイタイムランプを配したシャープな造形のヘッドライトや、抑揚のあるボンネット、新デザインのグリルなどが確認でき、レクサスならではのスピンドルボディがさらに進化していることが推測される。一方、リアではLEXUSロゴが入ったガーニッシュとともに、リアコンビネーションランプとつながっていると思われる横長のランプを配備していることが見て取れた。

　そして、今回追加公開されたティーザー画像は、リアビューおよび左サイドの造形を写し出す。リアビューからはL字型のコンビネーションランプを一文字ガーニッシュランプでつなげて鮮烈に光る照明アレンジや、ハイマウントストップランプを組み込んだリアスポイラー、がっしりとしたCピラーなどが確認できる。また、サイドビューからは厚みのあるオーバーフェンダーやエッジの利いたキャラクターライン、シャープな面構成などを採用していることが見受けられる。今回の発表リリースでは、改めて新型GXを「次世代レクサスが新たな選択肢として提案する本格オフローダーSUV」と表明しているので、実車はスクエア基調でアグレッシブなオフロード志向のスタイリングを採用していることが予想される。6月8日の正式発表が、今から待ち遠しい。

▲前回公開したフロントの画像からは進化したスピンドルボディの一部が見て取れる。新型GXの正式発表は現地時間6月8日に米国テキサス州オースティンにて実施予定