スズキからOEM供給を受けるマツダ・フレア クロスオーバーが一部商品改良。先進安全装備を拡充して魅力度をアップ

マツダ・フレア クロスオーバーがマイナーチェンジ。先進安全技術の強化など装備の改良や内外装の一部仕様変更を実施

 マツダは2022年5月23日、軽クロスオーバーモデルのフレア クロスオーバーをマイナーチェンジし、同日より発売した。

▲マツダ・フレア クロスオーバー・ハイブリッドXT(4WD) 価格:CVT182万6000円 全長3395×全幅1475×全高1680mm ホイールベース2460mm 車重890kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費20.8km/リットル
▲マツダ・フレア クロスオーバー・ハイブリッドXT(4WD) 価格:CVT182万6000円 全長3395×全幅1475×全高1680mm ホイールベース2460mm 車重890kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費20.8km/リットル

車種展開は以下の通り。
ハイブリッドXG:2WD144万2100円/4WD157万6300円
ハイブリッドXS:2WD153万8900円/4WD167万3100円
ハイブリッドXT:2WD169万1800円/4WD182万6000円
特別仕様車ハイブリッドXSスペシャル:2WD167万4200円
特別仕様車ハイブリッドXTスペシャル:4WD188万6500円

▲マツダ・フレア クロスオーバー・ハイブリッドXG(2WD) 価格:CVT144万2100円 全長3395×全幅1475×全高1680mm ホイールベース2460mm 車重820kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費25.0m/リットル
▲マツダ・フレア クロスオーバー・ハイブリッドXG(2WD) 価格:CVT144万2100円 全長3395×全幅1475×全高1680mm ホイールベース2460mm 車重820kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費25.0m/リットル

 スズキからOEM供給を受けて販売するマツダ・フレア クロスオーバーは、スズキ・ハスラーをベースとするマツダ・ブランドの軽クロスオーバー車だ。今回の商品改良は、先進安全技術の強化など装備の拡充や内外装の一部変更を実施して、軽クロスオーバー車としての訴求力をいっそう高めたことが特徴である。

▲マツダ・フレア クロスオーバー・ハイブリッドXTスペシャル(4WD) 価格:188万6500円 全長3395×全幅1475×全高1680mm ホイールベース2460mm 車重890kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費20.8m/リットル
▲マツダ・フレア クロスオーバー・ハイブリッドXTスペシャル(4WD) 価格:188万6500円 全長3395×全幅1475×全高1680mm ホイールベース2460mm 車重890kg 乗車定員4名 WLTCモード燃費20.8m/リットル

 まず装備面では、全機種に全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)と車線逸脱抑制機能を標準設定。また、全方位モニター用カメラ装着車に狭路での接触防止をサポートするすれ違い支援機能を追加する。さらに、ハイブリッドXGにLEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム:オートレベリング[光軸調整]機構付)を、ハイブリッドXGを除く全機種にフロントワイパー時間調整機能とUSBチャージャー(インパネ×2)を採用した。

▲全機種に全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)を標準装備
▲全機種に全車速追従機能付きのアダプティブクルーズコントロール(ACC)を標準装備
▲全方位モニター用カメラ装着車に狭路での接触防止をサポートするすれ違い支援機能を追加
▲全方位モニター用カメラ装着車に狭路での接触防止をサポートするすれ違い支援機能を追加

 外装に関しては、ハイブリッドXGおよびハイブリッドXTにピュアホワイトパール2トーンのボディカラーを新設定。また、特別仕様車のハイブリッドXSスペシャルおよびハイブリッドXTスペシャルには、シフォンアイボリーメタリック2トーンとアーバンブラウンパールメタリック2トーンのボディカラーを新規に採用する。さらに、2トーンカラーはフロント&リアバンパーガーニッシュ色を従来のボディ同色からルーフ同色に刷新した。

▲ハイブリッドXGおよびハイブリッドXTにピュアホワイトパール2トーンのボディカラーを新設定
▲ハイブリッドXGおよびハイブリッドXTにピュアホワイトパール2トーンのボディカラーを新設定
▲ハイブリッドXSスペシャルおよびハイブリッドXTスペシャルにシフォンアイボリーメタリック2トーン(写真・左)とアーバンブラウンパールメタリック2トーン(同・右)のボディカラーを新採用
▲ハイブリッドXSスペシャルおよびハイブリッドXTスペシャルにシフォンアイボリーメタリック2トーン(写真・左)とアーバンブラウンパールメタリック2トーン(同・右)のボディカラーを新採用

 内装については、特別仕様車のハイブリッドXSスペシャルおよびハイブリッドXTスペシャルのインテリアカラーガーニッシュをチタニウムグレー色に変更。また、フルオートエアコンにナノイーXを導入している。

▲ハイブリッドXSスペシャルおよびハイブリッドXTスペシャルのインテリアカラーガーニッシュをチタニウムグレー色に変更
▲ハイブリッドXSスペシャルおよびハイブリッドXTスペシャルのインテリアカラーガーニッシュをチタニウムグレー色に変更

 パワートレインは基本的に従来と共通で、発電効率に優れたISG(モーター機能付発電機)により減速時のエネルギーを利用して発電し、アイドリングストップ車専用鉛バッテリーと専用リチウムイオンバッテリーに充電して、その電力を活かして加速時にはモーターでエンジンをアシストするマイルドハイブリッドシステムを全車に採用する。そのうえで、自然吸気エンジンにはデュアルインジェクションシステムやクールドEGRを組み込んだR06D型657cc直列3気筒DOHC12V・吸排気VVTユニット(最高出力49ps/6500rpm、最大トルク5.9kg・m/5000rpm)を、ターボエンジンにはR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTインタークーラーターボユニット(最高出力64ps/6000rpm、最大トルク10.0kg・m/3000rpm)を搭載。モーターはR06DエンジンにWA04C型モーター(最高出力1.9kW/1500rpm、最大トルク40Nm/100rpm)を、R06AエンジンにWA05A型モーター(最高出力2.3kW/1000rpm、最大トルク50Nm/100rpm)を組み合わせた。一方、トランスミッションには軽量化と高効率化を果たしたCVTを採用している。

▲パワートレインは従来と共通。全機種にマイルドハイブリッドシステムを採用する
▲パワートレインは従来と共通。全機種にマイルドハイブリッドシステムを採用する
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