アルファロメオのスポーツサルーンのジュリアとプレミアムSUVのステルヴィオがマイナーチェンジ。先進的なライティングテクノロジーや12.3インチのデジタルクラスターメーターを新採用。計33台の限定モデル「Rosso Speciale」も設定
Stellantis(ステランティス)ジャパンは2023年5月29日、アルファロメオのスポーツサルーンのジュリアとプレミアムSUVのステルヴィオを仕様変更し、合わせて特別限定車の「Rosso Speciale(ロッソ スペチアーレ)」をラインアップして、本年6月3日より販売を開始すると発表した。
車種展開および車両価格は以下の通り。
■ジュリア
2.0 TURBO Veloce:655万円
2.0 TURBO Rosso Speciale:680万円(販売台数20台)
■ステルヴィオ
2.2 Turbo Diesel Q4 Ti:703万円
2.2 Turbo Diesel Q4 Veloce:759万円
2.0 Turbo Q4 Veloce:795万円
2.0 Turbo Q4 Rosso Speciale:820万円(販売台数13台)
今回の仕様変更は、内外装の一部リファインや機能装備の拡充などを図るとともに、稀少なレッドのボディカラーを纏った特別限定車のRosso Specialeを設定して、スポーツサルーンおよびプレミアムSUVとしての魅力度をいっそう引き上げたことが特徴である。
まず外装では、“スクテッド”と称する縦型グリルを配したトライローブのフロントマスクと、アイコニックなブラックテールランプの意匠を刷新し、よりエレガントで存在感あふれるルックスを創出。また、フルLEDマトリクスヘッドライトおよびプロジェクターベンディングライトハイビームを新規に採用して、安全性能をいっそう高めた。
インテリアについては、新たに12.3インチのデジタルクラスターメーターを標準装備。全3パターンのレイアウトが切替可能で、パフォーマンス情報や先進運転支援システムからの警告、ナビゲーションおよびインフォテイメントシステム情報などを見やすく表示する。従来と同様、センター部にはConnectシステムを備えた8.8インチタッチディスプレイとロータリーパッドを配備した。
パワートレインは基本的に従来と共通で、ジュリアに1995cc直列4気筒マルチエア16V直噴インタークーラー付ツインスクロールターボエンジン(最高出力280ps/5250rpm、最大トルク400Nm/2250rpm)+電子制御式8速ATを搭載して後輪を駆動。一方、ステルヴィオは2142cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力210ps/3500rpm、最大トルク470Nm/1750rpm)+電子制御式8速AT+Q4(電子制御式4輪駆動システム)と、1995cc直列4気筒マルチエア16V直噴インタークーラー付ツインスクロールターボエンジン(最高出力280ps/5250rpm、最大トルク400Nm/2250rpm)+電子制御8速AT+Q4(電子制御式4輪駆動システム)を設定している。
特別限定車のRosso Specialeに話を移そう。
ボディカラーには情熱あふれるエトナレッドを採用して、アルファロメオのエレガンスをより鮮やかに体現。また、室内を明るく照らしてより自由で開放的なドライブが楽しめる電動開閉式サンルーフを特別装備した。パワートレインはジュリアRosso Specialeが1995cc直列4気筒マルチエア16V直噴インタークーラー付ツインスクロールターボエンジン(最高出力280ps/5250rpm、最大トルク400Nm/2250rpm)+電子制御式8速AT+後輪駆動を、ステルヴィオRosso Specialeが1995cc直列4気筒マルチエア16V直噴インタークーラー付ツインスクロールターボエンジン(最高出力280ps/5250rpm、最大トルク400Nm/2250rpm)+電子制御式8速AT+Q4(電子制御式4輪駆動システム)を採用している。