イタリアンコンパクトSUVのフィアット500Xにリーズナブル価格の新グレードが登場

フィアットの都会派スモールSUVの500Xに新グレードの「クラブ」を設定。FIATロゴのモノグラムを描いたファブリック表皮シートや17インチ15スポークアルミホイールなどの専用アイテムを装備したうえで、車両価格は既存の500Xクロスと500Xスポーツより安い412万円に設定

 Stellantis(ステランティス)ジャパンは2023年6月1日、フィアット・ブランドのコンパクトSUVである500Xに新グレードの「クラブ(CLUB)」をラインアップし、6月17日より発売すると発表した。車両価格は既存の500Xクロス(430万円)と500Xスポーツ(435万円)より安い412万円に設定する。

▲フィアット500Xクラブ 価格:6DCT412万円 全長4295×全幅1795×全高1610mm ホイールベース2570mm 車重1410kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.4km/リットル 写真のボディカラーはファッショングレーM

▲フィアット500Xクラブ 価格:6DCT412万円 全長4295×全幅1795×全高1610mm ホイールベース2570mm 車重1410kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.4km/リットル 写真のボディカラーはファッショングレーM

 

 新グレードの500Xクラブは、スポーティ志向の500Xスポーツをベースに、専用アイテムを内外装の随所に採用して、リーズナブル価格のエントリーモデルに仕立てたことが特徴である。

 まず外装では、17インチ15スポークアルミホイール+215/55R17タイヤやボディ同色フロント&リアバンパーを専用装備。ボディカラーはジェラートホワイトを標準で、メタリックカラーのファッショングレーおよびベネツィアブルー、スペシャルソリッドカラーのパッションレッドをオプションで設定した。

▲17インチ15スポークアルミホイール+215/55R17タイヤやボディ同色フロント&リアバンパーを専用装備

▲17インチ15スポークアルミホイール+215/55R17タイヤやボディ同色フロント&リアバンパーを専用装備

 

 内装に関しては、FIATロゴのモノグラムをあしらったファブリック表皮シートを専用装備したことがトピック。また、インストルメントパネルは500Xクロスと同仕様のマットダークグレー仕上げパネル、ステアリングも500Xクロスと同仕様のレザーステアリングホイール(オーディオコントロール/クルーズコントロール付)を配する。機能装備の面では、他グレードと共通のTFTメータークラスターや7インチタッチパネルモニター付きUconnect、USBポート、デュアルゾーン式フルオートエアコンなどを標準で採用した。

▲レザーステアリングホイールやマットダークグレー仕上げインストルメントパネルを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲レザーステアリングホイールやマットダークグレー仕上げインストルメントパネルを採用。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲7インチタッチパネルモニター付きUconnectを標準で組み込む

▲7インチタッチパネルモニター付きUconnectを標準で組み込む

▲FIATロゴのモノグラムをあしらったファブリック表皮シートを専用装備

▲FIATロゴのモノグラムをあしらったファブリック表皮シートを専用装備

 

 パワートレインは既存グレードを踏襲し、1331cc直列4気筒マルチエア16Vインタークーラー付ターボエンジン(最高出力151ps/5500rpm、最大トルク270Nm/1850rpm)+6速乾式デュアルクラッチオートマチックを搭載して前輪を駆動。先進安全運転支援システムも充実しており、走行中に車線から逸脱しそうな場面でドライバーに警告するレーンデパーチャーウォーニングや、ミラーの死角にある併走車の存在を知らせるブラインドスポットモニター、後退時に左右方向から接近する車両の存在を伝えるリアクロスパスディテクション、アダプティブクルーズコントロール、リアパーキングカメラ、自動ハイビーム、エレクトリックパーキングブレーキなどを標準で組み込んでいる。

▲パワーユニットには1331cc直列4気筒マルチエア16Vインタークーラー付ターボエンジン(151ps/270Nm)を搭載

▲パワーユニットには1331cc直列4気筒マルチエア16Vインタークーラー付ターボエンジン(151ps/270Nm)を搭載

▲自動ハイビームを標準で採用する

▲自動ハイビームを標準で採用する

 

SNSでフォローする