PHEVモデルのジープ・レネゲード4xeに200台限定の「レネゲード・アップランド4xe」が登場

JeepがプラグインハイブリッドSUVのレネゲード4xeに特別限定車の「レネゲード・アップランド4xe」を設定。澄んだ水面をイメージさせるアズーマッターメタリックの専用ボディカラーやエコファブリック表皮のシートなどを特別装備

 Stellantis(ステランティス)ジャパンは2022年6月28日、プラグインハイブリッドSUVのジープ・レネゲード4xeに特別仕様車の「レネゲード・アップランド4xe(Renegade Upland 4xe)」をラインアップし、7月9日より販売を開始すると発表した。車両価格は568万円の設定で、販売台数は200台の限定だ。

▲ジープ・レネゲード・アップランド4xe 価格:6SAT568万円 全長4255×全幅1805×全高1695mm ホイールベース2570mm 車重1790kg 乗車定員5名 澄んだ水面をイメージさせる専用ボディ色のアズーマッターメタリックを採用。販売台数は200台限定
▲ジープ・レネゲード・アップランド4xe 価格:6SAT568万円 全長4255×全幅1805×全高1695mm ホイールベース2570mm 車重1790kg 乗車定員5名 澄んだ水面をイメージさせる専用ボディ色のアズーマッターメタリックを採用。販売台数は200台限定

 今回の特別仕様車は、通常モデルのリミテッド4xeをベースに、サステナブルかつファッション性に優れる数々の特別装備を採用したことが特徴である。
 まず外装では、ボディカラーに澄んだ水面をイメージさせる専用色のアズーマッターメタリックを導入。ルーフカラーはブラックで仕立て、精悍かつ印象的な2トーンカラーを構成する。また、ブロンズアクセント付きのダークグレーグリルや専用のフードデカール、グロスブラック塗装のドアミラー、ブラック仕上げの“Jeep”バッジ、“THERE IS ONLY ONE EARTH”ドアデカール、グロスブラック17インチアルミホイール+235/55R17 3シーズンタイヤなどを特別装備して、スペシャル感を強調した。

▲ブロンズアクセント付きのダークグレーグリルを装備
▲ブロンズアクセント付きのダークグレーグリルを装備
▲フードには専用のデカールを配備
▲フードには専用のデカールを配備
▲ブラック仕上げの“Jeep”バッジを装着
▲ブラック仕上げの“Jeep”バッジを装着
▲フロントドアの RENEGADEバッジの下部に“THERE IS ONLY ONE EARTH”デカールを貼付
▲フロントドアの RENEGADEバッジの下部に“THERE IS ONLY ONE EARTH”デカールを貼付
▲シューズにはグロスブラック17インチアルミホイール+235/55R17 3シーズンタイヤを履く
▲シューズにはグロスブラック17インチアルミホイール+235/55R17 3シーズンタイヤを履く

 内包するインテリアは、海洋廃棄物からリサイクルされたSEAQUALの専用糸を用いた、エコファブリック表皮のシートを採用したことがトピック。シートバックにはマリンスポーツを想起させる専用の装飾やJeepロゴの刺繍を配する。また、ブラックの内装カラーを基調に、エアコンの吹き出し口やスピーカーの周囲にはブロンズのアクセントを施した。
 機能装備の面ではベース車のリミテッド4xeに準拠し、ヒーテッドステアリングホイールや8.4インチタッチパネル式オーディオナビゲーションシステム「Uconnect」、フルカラー7インチマルチビューディスプレイ、アクティブクルーズコントロールなどを標準で装備。また、先進安全運転支援システムとして、LaneSense車線逸脱警報プラスやParkSenseリアパークアシスト、Parkviewリアバックアップカメラ、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクションなどを標準で組み込んでいる。

▲海洋廃棄物からリサイクルされたSEAQUALの専用糸を用いたエコファブリック表皮のシートを特別装備
▲海洋廃棄物からリサイクルされたSEAQUALの専用糸を用いたエコファブリック表皮のシートを特別装備
▲エアコンの吹き出し口やスピーカーの周囲にブロンズのアクセントを施す
▲エアコンの吹き出し口やスピーカーの周囲にブロンズのアクセントを施す

 パワートレインはベース車のリミテッド4xeと共通で、最高出力131ps/最大トルク270Nmを発生する1331cc直列4気筒マルチエア16Vインタークーラーターボエンジンに電子制御6速AT、最高出力33.0kW/最大トルク53Nmを絞り出すフロントモーターと同94.0kW/250Nmを発揮するリアモーター、総電力量11.4kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーで構成する4×4システムの「eAWD」を採用。EV走行距離はWLTCモードで50km、ハイブリッド燃料消費率はWLTCモードで16.0km/リットルを実現した。

▲パワートレインは最高出力131psを発生する1331cc直列4気筒マルチエア16Vインタークーラーターボエンジンに電子制御6速AT、最高出力33.0kWを絞り出すフロントモーターと同94.0kWを発揮するリアモーター、総電力量11.4kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーで構成
▲パワートレインは最高出力131psを発生する1331cc直列4気筒マルチエア16Vインタークーラーターボエンジンに電子制御6速AT、最高出力33.0kWを絞り出すフロントモーターと同94.0kWを発揮するリアモーター、総電力量11.4kWhの駆動用リチウムイオンバッテリーで構成

 なお、レネゲード・アップランド4xeの成約者には、米国オレゴン州ポートランドのライフスタイルアウトドアブランド「POLeR」社とのコラボレーションにより製作した、サステナブルなキャンプチェア(2脚)とソフトマルチコンテナをプレゼント。キャンプチェアの収納バッグには、海洋プラスチック問題の1つである廃漁網のリサイクル素材を一部に用い、チェアをコンパクトに折り畳んで収納することが可能。また、ソフトマルチコンテナは内側と外側にターポリンを配して防水性を高め、クーラーボックスとしても使用できる。コンテナの肩掛けループ部には、やはり廃漁網のリサイクル素材を採用した。いずれの製品も、JeepとPOLeRのロゴを特別にあしらっている。

▲成約プレゼントとして米国オレゴン州ポートランドのライフスタイルアウトドアブランド「POLeR」社とコラボレートした、サステナブルなキャンプチェア(写真・上)とソフトマルチコンテナ(同・下)を用意
▲成約プレゼントとして米国オレゴン州ポートランドのライフスタイルアウトドアブランド「POLeR」社とコラボレートした、サステナブルなキャンプチェア(写真・上)とソフトマルチコンテナ(同・下)を用意
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