日産キャラバンのガソリン車が仕様変更を実施

日産がキャラバンのガソリン車をマイナーチェンジ。燃費性能の向上や機能装備の変更を図って訴求力をアップ

　日産自動車は2022年7月7日、キャラバンのガソリン車の一部仕様向上を実施し、同日より発売した。車両価格は242万6000円～411万7300円に設定する。

　今回の改良は、ガソリンエンジン仕様のQR20DE型1998cc直列4気筒DOHCユニット（最高出力130ps/5600rpm、最大トルク18.1kg・m/4400rpm）＋7M-ATx（マニュアルモード付フルレンジ電子制御7速オートマチック）およびQR25DE型2488cc直列4気筒DOHCユニット（最高出力147ps/5600rpm、21.7kg・m/4400rpm）＋7M-ATx（マニュアルモード付フルレンジ電子制御7速オートマチック）の燃費改善や機能装備の変更などを図ったことが特徴である。

　まず燃費の改善では、QR20DEエンジンのバン・ロングボディ（2WD）がWLTCモードで8.5km/リットル、QR25DEエンジンのバン・スーパーロングボディ（2WD）が8.4km/リットルと、従来比で0.2km/リットルほど向上。より経済性に優れる走りを実現した。

　機能装備の面では、バンのプレミアムGX／GRANDプレミアムGX、ワゴン、マイクロバスのGXにオーディオおよびハンズフリーフォンコントロール用のステアリングスイッチを追加。また、カップホルダーの形状を変更するなどして、使い勝手をいっそう向上させた。