シトロエンが人気コンパクトSUVのC3エアクロスSUVにサーフブランドのリップカールとのコラボから生まれた特別仕様車「C3エアクロスSUV サーフエディション バイ リップカール」を再設定。グリップコントロールとオールシーズンタイヤを装備して走破性もアップ
Stellantisジャパンは2023年7月6日、シトロエンのコンパクトSUVのC3エアクロスSUVに特別仕様車の「C3エアクロスSUV サーフエディション バイ リップカール(C3 AIRCROSS SUV SURF EDITION by RIP CURL)」をラインアップし、同日より発売した。車両価格は378万5000円に設定する。
今回の特別仕様車は、オーストラリア発の有名サーフブランドのリップカール(RIP CURL)とコラボレートして開発。シトロエンとリップカールという2つのブランドに共通する、ウェルビーイング、レジャー、そして“ここではないどこか”へと人を誘うエスケープというエレメントを、C3エアクロスSUVシャインBlueHDiをベースに据えて大胆に表現したことが特徴だ。ちなみに、シトロエンとリップカールがコラボしたC3エアクロスSUVが日本に投入されるのは、2021年以来2度目である。
まず外装色には、ブランバンキーズまたはグリアルタンスのボディカラーにノアールペルラネラのルーフおよびルーフレールを採用。合わせて専用アクセントカラーのマットブルーを、フロントバンパースキッドプレートの一部およびドアミラーカバーにあしらう。また、リアドア下部にはさりげなく存在を主張するRIP CURLのロゴを貼付した。一方、足もとにはフルブラックの17インチアロイホイールを配備。さらに、走破性を高める目的でオールシーズンタイヤとヒルディセントコントロール付きのグリップコントロールを採用した。
内包するインテリアには、ブルーのテップレザーをダッシュボードおよびシートの一部に配して、明るくリラックスした雰囲気を強調。RIP CURLのロゴを刺繍した専用フロアマットも設置する。さらに、シートバックのショルダー部分にはポリネシア調の専用デザインを施して、波のダイナミックなイメージを表現した。
パワートレインは基本的にベース車と共通で、“BlueHDi”1498cc直列4気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルターボエンジン(最高出力120ps/3750rpm、最大トルク300Nm/1750rpm)+EAT6(電子制御6速AT)を搭載している。