スズキがファッショナブルな内外装と使い勝手に優れるリアスライドドアを採用した人気軽カーのワゴンR スマイルをマイナーチェンジ。合わせて上質感を増した特別仕様車の「ハイブリッドSリミテッド」をラインアップ
スズキは2023年7月12日、ファッショナルブル軽ワゴンのワゴンR スマイルを仕様変更し、合わせて特別仕様車の「ハイブリッドSリミテッド」を設定して、本年7月28日より発売すると発表した。
車種展開は以下の通り。
G:2WD135万1900円/4WD147万5100円
ハイブリッドS:2WD153万5600円/4WD165万8800円
ハイブリッドX:2WD164万7800円/4WD177万1000円
特別仕様車ハイブリッドSリミテッド2WD158万6200円/4WD170万9400円
まずは通常モデルの変更内容から解説していこう。
通常モデルでは、ハイブリッドSにメッキフロントグリル、メッキヘッドランプガーニッシュ、2トーンカラーホイールキャップを標準装備して、見た目の質感を高めたことがトピック。また、ハイブリッドXおよびハイブリッドSに組み込むUSB電源ソケットの1カ所をType-Cに刷新した。
パワートレインは基本的に従来と共通で、デュアルインジェクションシステムやクールドEGRを組み込んで熱効率を引き上げたR06D型657cc直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン(最高出力49ps/6500rpm、最大トルク5.9kg・m/5000rpm)を搭載。GグレードにはR06Dエンジン単体を、ハイブリッドSとハイブリッドGにはR06DエンジンにWA04C型モーター(最高出力1.9kW/1500rpm、最大トルク40Nm/100rpm)およびISG(モーター機能付発電機)とリチウムイオン電池(容量3Ah)を組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを採用している。
特別仕様車のハイブリッドSリミテッドに話を移そう。
ハイブリッドSリミテッドは通常モデルのハイブリッドSをベースに、内外装の質感を高めてより上質なファッショナルブル軽ワゴンに仕立てたことが特徴である。エクステリアでは、車体色&メッキの専用フロントグリルやシルバー×ソフトベージュ塗装の専用14インチフルホイールキャップ、メッキタイプのドアハンドルを標準装備。また、機能面ではLEDヘッドランプ(ハイ/ロービーム、オートレベリング機構付)とLEDポジションランプを標準で組み込む。ボディカラーは専用色のモスグレーメタリックのほか、ウッディブラウンメタリックとシフォンアイボリーメタリックを設定し、合わせて2トーンルーフ仕様車のルーフ色にソフトベージュを採用して、モノトーン3色、ソフトベージュ2トーンルーフ3色の計6色の展開とした。
内装については、インパネカラーパネルにチタニウムグレー、インパネカラーパネルガーニッシュにサテンダークシルバー、エアコンサイドルーバーガーニッシュにダーククロームメッキ調を採用して、キャビン空間の上質感をアップ。また、運転席および助手席のサイドにはメッキインサイドドアハンドルとサテンダークシルバーのドアトリムカラーガーニッシュを配備した。
パワートレインは通常モデルのハイブリッドSと共通で、R06D型657cc直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン+WA04C型モーターおよびISG+リチウムイオン電池で構成するマイルドハイブリッドシステムを搭載している。