ランドローバーが2024年モデルのレンジローバー・イヴォークの予約受注を開始。フロントグリルおよびヘッドライトとテールライトのデザインを変更するとともに、新ボディカラーの設定や機能装備の拡充を実施
ジャガー・ランドローバー・ジャパンは2023年7月19日、ラグジュアリーコンパクトSUVのレンジローバー・イヴォークの2024年モデルを発表し、同日より予約受注を開始した。
車種展開は以下の通り。
■2.0L直列4気筒INGENIUMディーゼルターボエンジン(MHEV)搭載車
S D200:735万円
DYNAMIC SE D200:834万円
■2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンターボエンジン(200ps)搭載車
S P200:699万円
DYNAMIC SE P200:735万円
■2.0L直列4気筒INGENIUMガソリンターボエンジン(249ps)搭載車
DYNAMIC HSE P250:883万円
AUTOBIOGRAPHY P250:964万円
■1.5L直列3気筒INGENIUMガソリンターボエンジン+電気モーター(PHEV)搭載車
DYNAMIC HSE P300e:972万円
AUTOBIOGRAPHY P300e:1036万円
2024年モデルのレンジローバー・イヴォークは、外装デザインの一部デザイン変更や新ボディカラーの設定、機能装備のさらなる拡充などを図ったことが特徴である。
まず外装では、クーペのようなシルエットやフローティングルーフ、切れ目のないウエストラインなどの特徴的なエクステリアデザインを継承したうえで、2019年のデビュー以降で初めてフロントグリルおよびLEDヘッドライトとLEDテールライトの造形を変更して、レンジローバー・ファミリーとして統一感のあるルックスを創出するとともに、モダンラグジュアリーさの向上を図る。また、ボディカラーに新色のアロイオスグレー、トライベッカブルー、コリンシアンブロンズを追加し、合わせてオプションのコントラストルーフもナルヴィックブラックとコリンシアンブロンズから選択できるようにした。さらに、SおよびDYNAMIC SEを除いて、ピクセルLEDヘッドライト(シグネチャーDRL付)を標準で採用する。
インテリアについては、最新のレンジローバー・ファミリーと同様のステアリングホイールとギアシフトを採用し、ラグジュアリーかつ上質なキャビン空間を演出。また、従来センターコンソールに配置していたスイッチ類をインフォテインメント「Pivi Pro」内に統合し、よりクリーンで洗練されたデザインへと刷新する。さらに、快適な室内空間を提供する空気清浄システムプロ(ナノイーX搭載、PM2.5フィルター付)をオプションとして導入。ほかにも、ワイヤレスデバイスチャージングの標準装備化や、コンフォートパックの追加設定(オプション)などを実施した。
パワートレインは基本的に従来と共通で、D200が“INGENIUM”1998cc直列4気筒DOHC直噴ディーゼルターボエンジン(204ps/430Nm)に小型統合電気モーターと電子制御式9速ATを組み合わせたマイルドハイブリッドシステム(MHEV)を、P200が“INGENIUM”1997cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(200ps/320Nm)+電子制御式9速ATを、P250が“INGENIUM”1995cc直列4気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(249ps/365Nm)+電子制御式9速ATを、300eが“INGENIUM”1498cc直列3気筒DOHC直噴ガソリンターボエンジン(200ps/280Nm)+電気モーター(80kW/260Nm)+リチウムイオン電池+電子制御式8速ATで構成するプラグインハイブリッドシステム(PHEV)を搭載している。