BMW X6にディーゼルエンジン搭載のMHEVモデルを追加設定

BMWの高性能プレミアムSACのX6に「X6 xDrive35d」をラインアップ。パワートレインには3リットル直6ディーゼルターボエンジン+電気モーターの48Vマイルドハイブリッドシステムを採用

 BMWジャパンは2023年7月19日、高性能プレミアムSAC(スポーツ・アクティビティ・クーペ)のX6 に新グレードの「X6 xDrive35d Mスポーツ」を追加し、同日より販売を開始した。車両価格は1198万円に設定。ユーザーへの納車は本年第4四半期以降を予定している。

▲BMW X6 xDrive35d Mスポーツ 価格:8SAT1198万円 全長4955×全幅2005×全高1695mm ホイールベース2975mm 乗車定員5名

▲BMW X6 xDrive35d Mスポーツ 価格:8SAT1198万円 全長4955×全幅2005×全高1695mm ホイールベース2975mm 乗車定員5名

 

 X6は本年4月に大幅改良を果たしたマイナーチェンジモデルが日本上陸。車種ラインアップは4394cc・V型8気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(530ps/750Nm)+電気モーター(9kW/200Nm)+8速スポーツオートマチック(ステップトロニック/パドルシフト付き)で構成する48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載したMパフォーマンスモデルのM60i xDrive(1622万円)と、4394cc・V型8気筒DOHC直噴Mツインパワーターボガソリンエンジン(625ps/750Nm)+電気モーター(9kW/200Nm)+8速Mスポーツオートマチック(ステップトロニック/パドルシフト付き)で構成する48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載したMハイパフォーマンスモデルのM Competition(2012万円)を設定していたが、今回、現時点でのエントリーグレードとなるX6 xDrive35d Mスポーツをラインアップに加えた。

 パワートレインに関しては、3リットル直列6気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルツインパワーターボエンジン(最高出力286ps/4000rpm、最大トルク650Nm/1500~2500rpm)+電気モーター(最高出力9kW/2000rpm、最大トルク200Nm/0~300rpm)+8速スポーツオートマチック(ステップトロニック/パドルシフト付き)で構成するシステム総出力298ps(219kW)/670Nmの48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載。駆動機構にはxDriveシステム(電子制御前後駆動力配分4輪駆動)を採用し、前ダブルウィッシュボーン式/後マルチリンク式の足回りにはアダプティブMサスペンションを組み込んだ。

▲パワートレインには3リットル直列6気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルツインパワーターボエンジン(286ps/650Nm)+電気モーター(9kW/200Nm)+8速スポーツオートマチックで構成する48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載

▲パワートレインには3リットル直列6気筒DOHCコモンレール式直噴ディーゼルツインパワーターボエンジン(286ps/650Nm)+電気モーター(9kW/200Nm)+8速スポーツオートマチックで構成する48Vマイルドハイブリッドシステムを搭載

 

 エクステリアはBMWのラグジュアリーモデルに相応しい圧倒的な存在感やダイナミズム、威風堂々たる佇まいを有するSUVクーペのスタイリングを基調に、パールクロームフレーム/シングルパールクロームバーおよびBMWアイコニックグローを配したキドニーグリルや、Mハイグロスシャドーラインエクステリア(光沢仕上げブラックサイドウィンドウフレームモールディング)、Mエアロダイナミクスパッケージ(フロントエプロン/サイドスカート/ディフューザーインサート付リアエプロン)、アダプティブLEDヘッドライトおよびLEDテールライト、パールクローム仕上げデュアルエキゾーストテールパイプなどを標準装備。足もとには前9J×20/後10.5J×20サイズのMライトアロイホイール・スタースポーク・スタイリング740M バイカラー(オービッドグレー)+前275/45R20/305/40R20ランフラットタイヤを装着した。

▲MエアロダイナミクスパッケージやアダプティブLEDヘッドライトおよびLEDテールライト、パールクローム仕上げデュアルエキゾーストテールパイプなどを標準装備

▲MエアロダイナミクスパッケージやアダプティブLEDヘッドライトおよびLEDテールライト、パールクローム仕上げデュアルエキゾーストテールパイプなどを標準装備

 

 内包するインテリアは、最新世代にアップデートしたインターフェースを採用。12.3インチのマルチディスプレイメーターパネルと14.9インチのワイドコントロールディスプレイ(タッチパネル機能付)を一体化させ、かつ運転席側に湾曲させた最新のBMWカーブドディスプレイを配備して、優れた視認性と高い操作性を実現する。また、BMW特有のiDriveコントローラー回りをすっきりとさせることで運転席周囲の空間を広くし、かつモダンな印象を付与した。装備面では、BMWインテリジェントパーソナルアシスタント(AI音声会話システム)やARビューなどを組み込んだBMWライブコックピット、BMWジェスチャーコントロール、ワイヤレスチャージング、パーソナルeSIM、マルチファンクションMスポーツレザーステアリングホイール、HiFiスピーカーシステム(205W/10スピーカー)、アンビエントライト/アンビエントライトバー、3ゾーン・オートマチックエアコンディショナー(マイクロフィルター〔花粉除去機能〕付)などを標準装備。また、センサフィン/ブラック(専用ステッチ付き)の運転席&助手席スポーツシートおよびスルーローディングシステム付き40:20:40分割可倒式リアシートやMアンソラジットルーフライニングを標準で採用した。

▲12.3インチのマルチディスプレイメーターパネルと14.9インチのワイドコントロールディスプレイを配するBMWライブコックピットやマルチファンクションMスポーツレザーステアリングホイールなどを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲12.3インチのマルチディスプレイメーターパネルと14.9インチのワイドコントロールディスプレイを配するBMWライブコックピットやマルチファンクションMスポーツレザーステアリングホイールなどを標準装備。日本導入モデルのハンドル位置は右

▲センサフィン/ブラック(専用ステッチ付き)の運転席&助手席スポーツシートを装着

▲センサフィン/ブラック(専用ステッチ付き)の運転席&助手席スポーツシートを装着

 

SNSでフォローする