ジープのコンパクトSUVのレネゲードに特別仕様車の「レネゲードX」を設定。外装色にはソーラーイエローのボディカラーとブラックのルーフを組み合わせた2トーンカラーを採用。販売台数は150台限定
Stellantisジャパンは2023年8月31日、ジープ・ブランドのコンパクトSUVのレネゲードに特別仕様車の「レネゲードX(レネゲート・エックス)」をラインアップし、9月16日に発売すると発表した。車両価格は440万円の設定で、販売台数は150台の限定だ。
今回の特別仕様車は、パワートレインに1331cc直列4気筒マルチエア16Vインタークーラー付ターボエンジン(151ps/270Nm)+6速乾式デュアルクラッチオートマチックトランスミッションを搭載して前輪を駆動する通常モデルのレネゲード・リミテッドをベースに、専用ボディカラーのソーラーイエローC/Cとブラックのルーフを組み合わせた2トーンカラーを採用して、都会からアウトドアまで多彩なシーンにおいて鮮烈な個性を放つルックスに仕上げたことが特徴である。
内外装の装備アイテムは基本的にベース車と共通で、エクステリアにはダークグレーグリル(チタンカラーアクセント付)やブラックルーフレール、LEDヘッドライト(デイタイムランニングライト付)、LEDコーナリング フロントフォグランプ、グロスブラックドアミラーおよび電動格納式ヒーテッドパワードアミラー(オート格納機能付)、LEDテールランプなどを標準装備。足もとには17インチアルミホイール+215/60R17 3シーズンタイヤを組み込む。一方で内装には、ブラック基調のインテリアカラーに、革巻きのステアリングホイールおよびシフトノブや、Apple CarPlay/Android Auto対応オーディオナビゲージョンシステム(Uconnect)8.4インチVGAタッチパネルモニター、フルカラー7インチマルチビューディスプレイなどを標準で採用。シートにはレザーを張り、前席には運転席8ウェイパワーシート/助手席4ウェイマニュアル調整機構やヒーター機構を、後席には40:20:40分割可倒式を配備する。また、先進安全運転支援システムとしてアダプティブクルーズコントロールや前面衝突警報 (クラッシュミティゲーション付)、ブラインドスポットモニター/リアクロスパスディテクション、Parkviewリアバックアップカメラ、ParkSenseリアパークアシストなどを標準で組み込んだ。
レネゲードXの成約者に、米国のアウトドアブランド「POLeR」社とのコラボレーションにより実現した「Adventure Wagon(アドベンチャーワゴン)」(非売品)をプレゼントすることもトピックだ。本限定車から着想を得た鮮やかなイエローにJeepロゴやレネゲードのシルエットをあしらった特別なワゴンは、丈夫なフレームを採用することでキャンプやバーベキューの場面で様々なアイテムの荷運びに役立ち、しかもコンパクトに収納できるので運搬も楽な優れモノである。