【新車ニュース】SUBARUの新SUV、レヴォーグ・レイバックは走り際立つクロスオーバーである!

SUBARUレヴォーグ・レイバック・リミテッドEX。レイバックはモノグレード構成。すでに全国のディーラーで先行予約がスタート。発売は2023年11〜12月の予定

SUBARUレヴォーグ・レイバック・リミテッドEX。レイバックはモノグレード構成。すでに全国のディーラーで先行予約がスタート。発売は2023年11〜12月の予定

レイバックはスポーティな味わいのクロスオーバー。モノグレード構成

 SUBARUは2023年9月7日、本年秋の正式発表を予定する新型SUV「レヴォーグ・レイバック(LEVORG LAYBACK)」の先行予約をスタートした。
 今回ラインアップに加わるレイバックは「SUBARUの豊富なSUVラインアップの中で、唯一無二の存在となるSUV として、日本市場向けに新たに開発したモデル」。ベース車は人気スポーツワゴンのレヴォーグで、車格としてはレガシィ・アウトバックの弟分というキャラクターである。レヴォーグのスポーティな走りと、先進安全性、そしてワゴン・ユーティリティという3 つの価値に加え、SUVならではの自在性、行動の自由をプラスした。車名のレイバックは、“くつろいだ、ゆったりした”を意味するLAID BACKを語源としている。

レイバック02

レイバック03

 レイバックはリミテッドEXのモノグレード構成。ボディサイズは全長×全幅×全高4770×1820×1570mm。全高はレヴォーグ比で70mm高く、全長は15mm増、全幅も25mmワイドだ。とはいえ日本の道路環境でも持て余さない範囲。サイズ面で、これぐらいのクルマがちょうどいい、と考えるユーザーは多いに違いない。

 レヴォーグとの主な違いは、外観ではフロント回り。そのほかホイールが専用デザインとなり、ホイールアーチにはクラッディングが配されている。
 足回りも違う。専用チューニングのダンパーとコイルを用いて最低地上高200mmを確保しており、タイヤは18インチ。テストの結果ベストマッチだったというクロストレックと同銘柄のオールシーズンタイヤが標準装着される。

タイヤ

エンジン

 パワートレインは既存のレヴォーグと共通。リーン(希薄)燃焼技術を取り入れて加速性能と環境性能を高次元で両立させたCB18型1795cc水平対向4気筒DOHC16VデュアルAVCS直噴ターボ“DIT”エンジン(最高出力177ps/5200~5600rpm、最大トルク300Nm/1600~3600rpm)に、進化版CVTのリニアトロニック(8速マニュアルモード付)を組み合わせて搭載。駆動システムには熟成のアクティブトルクスプリットAWD[電子制御AWD]を採用している。

3カメラ方式の新世代アイサイト装備。ナビも標準装備

 レイバックは装備面も充実。先進安全の面では、広角単眼カメラを搭載した新世代アイサイトおよびアイサイトXを標準装備。また、新機能フロントビュー自動表示[AUTOモード]を採用したマルチビューモニターを標準で組み込む。さらに、新機能としてリモートエアコンを追加したコネクティッドサービス「SUBARU STARLINK」を採用した。

インパネ

シート

 インテリアは、ブラックとアッシュカラーのコントラストで彩った内装色を採用。シート表皮はトリコット/ファブリック表皮(ブラック/アッシュ、カッパーステッチ)を標準で、本革表皮(ブラック/アッシュ、カッパーステッチ)をオプションで採用する。機能装備として11.6インチセンターインフォメーションディスプレイ&インフォテインメントシステムやハンズフリーオープンパワーリアゲート、12.3インチフル液晶メーター(ホワイトリング)、ハーマンカードンサウンドシステム[専用10スピーカー(フロント6+リア4)]などを標準で組み込んでいる。

レヴォーグ・レイバック主要諸元

グレード=リミテッドEX
価格=8CVT  399万3000円(編集部調べ)
全長×全幅×全高=4770×1820×1570mm
ホイールベース=2670mm
トレッド=前1560/後1570mm
最低地上高=200mm
車重=未公表
エンジン=1795cc水平対向4DOHC16Vターボ(レギュラー仕様) 
最高出力=130 kW(177 ps)/5200-5600 rpm
最大トルク=300Nm(30.6kgm)/1600-3600rpm
WLTCモード燃費=未公表(燃料タンク容量63リッター)
サスペンション=前ストラット/後ダブルウィッシュボーン
ブレーキ=前後ベンチレーテッドディスク
タイヤ&ホイール=225/55R18+アルミ
駆動方式=4WD
乗車定員=5名
最小回転半径=未公表

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