プジョー・シトロエン・ジャポンは6月26日、DSブランドのコンパクトラグジュアリーSUV「DS3クロスバック(DS3 CROSSBACK)」を発表し、同日より発売した。
▲DS3クロスバック・グランシック:8SAT 404万円 全長4120×全幅1790×全高1550mm ホイールベース2560mm 車重1280kg DSウィングに縦に連なるパールトップステッチのようなデイタイムランニングライトやフラッシュサーフェイス処理されたリトラクタブルドアハンドルが印象的
車種展開は以下の通り。
DS3クロスバック・ビーシック:299万円
DS3クロスバック・ソーシック:357万円
DS3クロスバック・グランシック:404万円
▲新色のブルーミレ二アムとオルアンペリアルを含む全8色のボディカラーに3色のルーフカラーを組み合わせて華やかかつ個性的な色彩を創出 写真のボディカラーはブランパールナクレ ルーフカラーはダイヤモンドレッド
DS7クロスバックに続くDSオートモビルのクロスオーバーSUV第2弾となるDS3クロスバックは、新世代プラットフォームCMP(Common Modular Platform)をグループPSAで初採用した画期的なニューモデルである。エクステリアについては、ソリッドで彫刻的なフォルムやDSウィングに縦に連なるパールトップステッチのようなデイタイムランニングライト、シャークフィンのBピラーにフラッシュサーフェイス処理されたリトラクタブルドアハンドル、コンセプトカーのようなウェザーストリップの見えないクリーンなグラスエリアなど、エレガントな意匠と繊細なディテールによって芸術的な美しさを湛えたスタイリングを実現。同時に、新色のブルーミレ二アムとオルアンペリアルを含む全8色のボディカラーに3色のルーフカラー(ブランオパール/ノアールオニキス/ダイヤモンドレッド)を組み合わせて、華やかな個性をより際立たせた。
▲パリの精緻な伝統模様クル・ド・パリを描くセンターコンソールやダイヤモンド型にレイアウトしたスイッチ&エアコン吹き出し口などが個性的なムードを醸し出す 日本仕様のハンドル位置は右
内包するインテリアは、造形や素材のクオリティ、そして仕上げに徹底してこだわった。具体的には、パリの精緻な伝統模様クル・ド・パリ(多数のピラミッドが連なっているように刻まれた文様)を描くセンターコンソール、ダイヤモンド型にレイアウトしたスイッチ&エアコン吹き出し口、ブロンズテップレザーダッシュボード&ドアトリムのバスチーユインテリアおよびブラックファブリックダッシュボード&ドアトリムのモンマルトルインテリア、独特の表情を見せるファブリックまたはバサルトブラックレザー地のDS独自構造シートなど、オリジナリティあふれる装備群を豊富に盛り込む。また、直感的に操作できる7インチタッチスクリーン(USBケーブル接続でのApple CarPlay/Android Autoに対応)やフランスきっての高級オーディオブランドFOCAL社のFOCAL Electra HiFi 12スピーカー、走行速度やトラフィックサイン等さまざまな情報を表示するヘッドアップディスプレイなどを組み込んで高レベルの機能性および快適性を実現した。
▲独特の表情を見せるファブリックまたはバサルトブラックレザー地(写真)のDS独自構造シートを装備
パワートレインに関しては "PureTech" 1199cc直列3気筒DOHCガソリンターボエンジン(130ps/230N・m)+EAT8(8速AT)を搭載し、駆動レイアウトはFFで構成する。先進運転支援システムの充実化も図り、前走車や対向車の動きを解析し自動調光をおこなうDSマトリクスLEDビジョン、トラフィックジャムアシスト付きのアクティブクルーズコントロールとレーンポジショニングキープを統合したDSドライブアシスト、アクティブセーフティブレーキ、アクティブブラインドスポットモニターなど採用。さらに、キーの接近を検知し、ドアの解錠および施錠を自動で行う最新のプロキシミティスマートキーも設定した。
▲DS3クロスバックはグループPSAの新世代プラットフォームCMP(Common Modular Platform)を初採用するモデルだ
なお、2020年には100%電動のピュアEV「DS3クロスバック・Eテンス(E-Tense)」が登場する予定である。