ルノーが新型カングーに特別仕様車の「カングー ヴァリエテ」を設定。ボディカラーにプロフェッショナルのための道具であることをイメージさせるスモーキーカラーのグリアーバンを採用。販売台数は200台限定。ワークブーツブランドのDANNERとコラボしたオリジナルのワークブーツとシートカバーも発売
ルノー・ジャポンは2023年10月15日、新型カングーに特別仕様車の「カングー ヴァリエテ(KANGOO Variété)」をラインアップし、10月21日から11月19日まで全国のルノー正規販売店にて購入申込を受け付けると発表した。販売台数は200台限定で、車両価格は419万円に設定。申込台数が限定台数を上回った場合は抽選、申込が販売台数に達しない場合は先着順による通常販売を予定する。
今回の特別仕様車は、パワートレインに1333cc直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン(131ps/240Nm)+7EDC(電子制御7速AT)を搭載する通常モデルのカングー クレアティフをベースに、プロフェッショナルのための道具であることをイメージさせるアレンジを施したことが特徴である。
まず外装には、専用ボディカラーのグリアーバンを採用。ブラック仕上げのバンパーとともに、タフな道具としてのルックスを際立たせる。また、ルーフ部にはクロスバー機能付きのマルチルーフレールを標準装備。足もとにはブラックスチールホイールを配し、アクセサリーとしてセンターキャップ(1個7040円)を用意した。
インテリアについては、通常モデルと同様にフランス流の実用性と使い勝手の良さが融合したデザインを採用したうえで、スマートフォンワイヤレスチャージャーを特別装備して機能性を高める。ベース車と同様、7インチデジタルインストルメントパネルや8インチマルチメディアEASY LINK(スマートフォン用ミラーリング機能)、ファブリック×レザー調コンビシートなども標準で採用した。
ルノー・ジャポンはカングー ヴァリエテの発売を記念して、歴史あるワークブーツブランドのDANNER(ダナー)とコラボしたオリジナルのワークブーツ「DANNER WASHOUGAL RKV」とシートカバーを期間限定の受注生産で発売する。
ワークブーツはDANNERのアイコン製品である「DANNER LIGHT」の流れを汲む「WASHOUGAL」をベースに、カングー ヴァリエテのカラーリングをイメージした色合いを採用。履きこむほどに足に馴染み長く付き合うことのできる、まさにDANNERのスピリットである“クラフトマンシップ”に溢れた一足に仕立てる。価格は4万7000円の設定で、サイズは23.0cm~28.0cm(0.5cm刻み)を用意。受注期間および納期は、第1期が受注期間:2023年10月15日~11月19日/納期:2024年2,3月頃、第2期が受注期間:2023年11月20日~12月24日/納期:2024年3,4月頃としている。
一方でディーラーオプションとして用意するシートカバーは、DANNERのコーポレートカラーであるダークグリーンを基調に、背面に刺繍でDANNERロゴをあしらった特別なデザインを採用。新型カングー専用に作られており、標準装備のシートにぴったりとフィットする。また、表皮はPVCレザー製なのでシートのちょっとした汚れを気にせず使え、使い込むほどに味が出てくるのが特徴だ。価格は13万2000円(取付費用別2万7500円)の設定で、納期は1.5~2カ月を予定している。