2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤー【10ベストカー】が決定!! イヤーカーが決まる最終選考会は12/7

今年の日本カー・オブ・ザ・イヤーは国産車6台、輸入車4台が【10ベストカー】に決定

　日本カー・オブ・ザ・イヤー実行委員会（実行委員長／加藤哲也）は、11月3日、ジャパンモビリティショー2023（JMS2023）会場で2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤーの「10ベストカー」を発表した。

　10月31日に発表された「ノミネート車」34モデルを対象に60名の選考委員が、ひとりずつ「イヤーカー候補」にふさわしいモデル10台を選出。多くの委員から候補車に挙げられた上位10台が10ベストカーの栄誉を得た。

＜2023-2024 日本カー・オブ・ザ・イヤー【10ベストカー】一覧＞

10台に選ばれたモデルは以下のとおり（ノミネートリストの掲載順）。
・SUBARUクロストレック
・トヨタ・アルファード／ヴェルファイア
・トヨタ・プリウス
・日産セレナ
・ホンダZR-V
・三菱デリカミニ
・アバルト500e
・BMW・X1
・マセラティ・グレカーレ
・フォルクスワーゲン（VW）ID.4

　10台のうち6台が国産メーカーで、トヨタが2台入った点が目を引く。軽自動車は三菱デリカミニの1台だけ。ただし、今年はK CARオブ・ザ・イヤーが設定されていない。

　全10台の中でBEVはアバルト500eとVW・ID.4の2台。残り8台はすべてHEVかマイルドHEVをラインアップ。スタイリングでいうと、SUV、クロスオーバー系に分類できるモデルがクロストレック、ZR-V、デリカミニ、X1、グレーカーレ、ID.4の6台、ミニバンがアルファード／ヴェルファイア、セレナの2台である。電動化、そしてSUV人気は10ベストカーの顔ぶれからも明快に読み取れる。

　2023-2024日本カー・オブ・ザ・イヤーは11月22日（水）に10ベストカー試乗会を実施する。選考委員が袖ヶ浦フォレストレースウェイで改めて試乗し、12月7日（木）の15時から開催される最終選考会に臨む。

ここで紹介した試乗会と最終選考会は、一般参加枠は未設定。ただし、最終選考会の模様は日本カー・オブ・ザ・イヤーの公式YouTubeチャンネルで配信される予定だ。なお、10ベストの選出段階での獲得投票数は、本賞の選出には影響しない。果たして、どのクルマが今年のイヤーカーに選ばれるのか、今から楽しみにしておこう。