ロールス・ロイスがラグジュアリーサルーンのゴーストをベースに“きょしちょう座”を囲む南の夜空を思い起こさせる荘厳な内外装を纏ったビスポークの特別モデル「ゴースト トゥカナ」を日本で公開。荘厳なトゥカナ・パープルのボディカラーと鮮やかなライムグリーンのコントラストが見る者を惹きつける!
ロールス・ロイス・モーター・カーズは2023年11月9日、ゴーストのビスポーク特別仕様車「ゴースト トゥカナ(GHOST TUCANA)」を東京で公開した。
ロールス・ロイスのフラッグシップサルーンに位置するゴーストの現行モデルは、第2世代として2020年に市場デビュー。瀟洒かつ存在感あふれるセダンスタイルに贅を尽くしたインテリアを内包し、パワーユニットには571ps/850Nmを発生する6.75リットルV12ツインターボエンジンを搭載して、世界中のセレブ達から熱い支持を集めてきた。そして、ロールス・ロイスのデザインチームは、ビスポークの無限の可能性を示すゴーストの新しい表現を特別にデザインし、世界各地の主要都市で発表するというプロジェクトを続けている。
今回東京で公開したビスポーク特別仕様車は、ボディカラーにきょしちょう座を囲む南の夜空を思い起こさせる荘厳なトゥカナ・パープルを採用。ここに鮮やかなライムグリーンのコントラストカラーを随所に配して、新たなゴーストのコンテンポラリーなイメージと遊び心を表現する。イルミネイテッドグリルやパートポリッシュド10スポーク21インチアロイホイールの演出も印象的だ。ちなみに、きょしちょう(巨嘴鳥)座=Tucanaは現代の88星座の内の1つで、モチーフは中南米の熱帯雨林に生息するオオハシ。小マゼラン雲の近くに位置し、主に南半球で見ることができる南天の星座である。
一方でインテリアは、ブラックのプライマリーカラー、グレースホワイトのセカンダリーカラーを基調に、シューティングスター・ヘッドライナーやイルミネイテッドフェイシア、ビスポーク・クロック、VINプレート、ハイグロス仕上げピアノホワイト化粧板などを特別装備。また、エクステリアと同様にライムグリーンのコントラストカラーを随所に配して、新鮮かつ個性的なキャビン空間を創出した。
今回の発表に際してロールス・ロイス・モーター・カーズのアジア太平洋リージョナル・ディレクターであるアイリーン・ニッケイン氏は、「ゴーストはロールス・ロイスにとって素晴らしいサクセスストーリーを意味します。力強く表情豊かなトゥカナ・パープルのゴーストは、ロールス・ロイスのビスポークの可能性、そして日本の顧客が大切にする個性的な表現と卓越した希少性を体現しています」とコメントしている。