スズキがアルト、アルト・ラパン、アルト・ラパンLC、スペーシア・ベース、クロスビーの法規対応に伴う一部仕様変更と車両価格の改定を実施。アルトはUSB電源ソケットをType-Aの2個からType-A1個/Type-C1個に変更。クロスビーはハイブリッドMXにリアパーキングセンサーを追加設定
スズキは2023年11月20日、アルト、アルト・ラパン、アルト・ラパンLC、スペーシア・ベース、クロスビーの法規対応に伴う一部仕様変更と車両価格の改定を実施し、アルトとクロスビーを本年12月13日に、アルト・ラパン、アルト・ラパンLC、スペーシア・ベースを本年12月21日に発売すると発表した。
車種展開および新車両価格は以下の通り。
■アルト
A:2WD106万4800円/4WD119万6800円
L:2WD111万9800円/4WD125万700円
ハイブリッドS:2WD121万8800円/4WD134万9700円
ハイブリッドX:2WD138万500円/4WD150万400円
■アルト・ラパン
G:2WD132万8800円/4WD144万1000円
L:2WD143万6600円/4WD154万1100円
X:2WD157万3000円/4WD167万4200円
■アルト・ラパンLC
L:2WD148万6100円/4WD159万600円
X:2WD162万2500円/4WD172万3700円
■スペーシア・ベース
GF:2WD147万1800円/4WD159万5000円
XF:2WD162万4700円/4WD174万4600円
■クロスビー
ハイブリッドMX:2WD194万1500円/4WD208万6700円
ハイブリッドMV:2WD208万4500円/4WD222万9700円
ハイブリッドMZ:2WD219万100円/4WD233万5300円
今回の変更は、法規対応に伴って一部仕様を見直すとともに、仕様変更や原材料価格の高騰などに即して車両価格を改定したことが特徴である。
また、アルトに関してはインパネのUSB電源ソケットをType-Aの2個からType-A1個/Type-C1個に刷新。さらに、車体色のホワイトをL(アップグレードパッケージ装着車)、ハイブリッドS、ハイブリッドXでも選択可能とした。
一方でクロスビーでは、ベーシック仕様のハイブリッドMXにもリアパーキングセンサーを追加し、安全性能をより高めている。
パワートレインは基本的に従来と共通で、アルトにR06A型658cc直列3気筒DOHC12Vエンジン(最高出力46ps/6500rpm、最大トルク5.6kg・m/4000rpm)+CVTにエネチャージを組み合わせたユニットと、R06D型657cc直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン(最高出力49ps/6500rpm、最大トルク5.9kg・m/5000rpm)+WA04C型モーター(最高出力1.9kW/1500rpm、最大トルク40Nm/100rpm)/ISG(モーター機能付発電機)+リチウムイオン電池+CVTで構成するマイルドハイブリッドを設定。アルト・ラパンとアルト・ラパンLCには、R06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン(最高出力52ps/6500rpm、最大トルク6.1kg・m/4000rpm)+CVTにエネチャージを組み合わせたユニットを搭載する。また、スペーシア・ベースにはR06A型658cc直列3気筒DOHC12V・VVTエンジン(最高出力52ps/6500rpm、最大トルク6.1kg・m/4000rpm)+CVTを採用。そして、クロスビーはK10C型996cc直列3気筒DOHC12V・VVT直噴ターボエンジン(最高出力99ps/5500rpm、最大トルク15.3kg・m/1700~4000rpm)+WA05A型モーター(最高出力2.3kW/1000rpm、最大トルク50Nm/100rpm)/ISG(モーター機能付発電機)+リチウムイオン電池+マニュアルモード付6速ATで構成するマイルドハイブリッドを搭載している。