アウディがプレミアムフルサイズSUVクーペのQ8に3リットルV6直噴ディーゼルターボエンジンを搭載する「Q8 50TDIクワトロ」シリーズを新設定。TDIモデルの日本導入を記念した特別仕様車「Q8 bronze edition」も125台限定で発売
アウディ・ジャパンは2023年11月21日、プレミアムフルサイズSUVクーペのQ8にTDIモデルの「Q8 50TDIクワトロ」シリーズを新設定し、同日より発売。合わせて、TDIモデルの日本導入を記念した「Q8 bronze edition(ブロンズエディション)」を125台限定でリリースした。
車種展開および車両価格は以下の通り。
Q8 50TDIクワトロ:1088万円
Q8 50TDIクワトロ Sライン:1211万円
Q8 bronze edition:1365万円
新設定の50TDIクワトロ・シリーズは、パワーユニットに最新のTDIエンジンである2967cc・V型6気筒DOHC24Vコモンレール式直噴ディーゼルインタークーラー付ターボユニットを搭載。圧縮比は17.0:1に設定し、最高出力は272ps/3500~4000rpm、最大トルクは600Nm(61.2kg・m)/1750~3000rpmを発生する。また、トランスミッションには専用セッティングの8速ティプトロニックを配し、駆動機構には4WDシステムのクワトロを採用した。一方で前後5リンク式の懸架機構には、コイルスプリングの標準サスペンションのほかに、車高調整が可能なエアスプリングと減衰力を連続的に調整できるショックアブソーバーを組み合わせたアダプティブエアサスペンションを設定。シューズは50TDIクワトロに9J×20アルミホイール5アームデザイン+275/50R20タイヤを、50TDIクワトロ Sラインに10J×22アルミホイール5ツインアームデザイン コントラストグレーパートリーポリッシュト+285/40R22タイヤを組み込んだ。
インテリアについては、12.3インチディスプレイのアウディバーチャルコックピットや、インフォテインメントおよびナビゲーションを司る上段の10.1インチアッパースクリーンと空調や文字入力などを司る下段の8.6インチロワースクリーンで構成したMMIタッチレスポンス、Audi connectおよびAudi connectセーフティ&サービス、マルチカラーアンビエントライティングといった先進機構を採用。また、シートは50TDIクワトロにパーシャルレザー表皮のスタンダードシートを、50TDIクワトロ Sラインにダイナミカレザー(S lineロゴ入り)表皮のフロントスポーツシートを装着した。
特別仕様車の「Q8 bronze edition」の概要に話を移そう。ベース車は50TDIクワトロ Sラインで、内外装にはブラックAudi rings&ブラックスタイリングパッケージ(ブラックAudi rings/ブラックスタイリング/エクステリアミラーハウジング ブラック)やコンフォートアシスタンスパッケージ(HDマトリクスLEDヘッドライト/LEDリアダイナミックターンインディケーター/オールホイールステアリング/アダプティブウィンドウワイパー/パワークロージングドア/フロントクロストラフィックアシスト/アウディサイドアシスト/エグジットワーニング/リアクロストラフィックアシスト/アウディプレセンス フロント&リア/アダプティブドライブアシスト/エマージェンシーアシスト/リアシート プレセンスベーシック/リアサイドエアバッグ/アウディプレセンス360)、ドアエントリーライトを標準で採用。また、10J×22アルミホイール5Vスポークスターデザイン マットブロンズポリッシュト(Audi Sport)+285/40R22タイヤやバルコナレザー表皮のフロントスポーツシート、オークグレーのデコラクティブパネルなどを特別装備する。ボディカラーは上質で洗練されたスズカグレーメタリックで彩った。