レクサスLCコンバーチブルのプロトタイプが英国で初公開！

レクサスがLCコンバーチブルモデルの市販化を発表。試作車の走行シーンも披露！

　トヨタ自動車が展開する高級車ブランドのレクサスは、7月4日（現地時間）から英国サセックスで開催されている「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019（Goodwood Festival of Speed 2019）」 において、同ブランドのフラッグシップクーペである「LC」のコンバーチブルモデルを市販化すると発表。会場でカモフラージュしたプロトタイプを初公開するとともに、ヒルクライムの走行シーンを披露した。

▲レクサス・LCコンバーチブルモデルのプロトタイプがグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピード2019で初公開　走行シーンも披露した　今後は世界各地で走り込みを行って完成度を高めていくという　市販モデルの発売は2020年か!?

　LCのコンバーチブルモデルは、レクサスが提唱するラグジュアリーライフスタイルの新たな提案形として企画された1台だ。クーペモデルとともに、レクサスのラインアップの頂点として、飽くなき美の追求と感性を刺激する唯一無二の体験の提供を目指している。具体的には、LCのデザインと走行性能が調和した独創的で流麗なスタイリングや、「より鋭く、より優雅に」をコンセプトとする優れた走りを継承するとともに、コンバーチブルモデルならではの自然との一体感や運転の気持ちよさをもたらすようにアレンジした。

　今回のグッドウッド・フェスティバルの走行では、LEXUS TEAM KeePer TOM'SからSUPER GTのGT500クラスに参戦しているニック・キャシディ選手がドライバーを務める。また、レクサス・インターナショナル・エグゼクティブ・バイスプレジデントの佐藤恒治氏は、「グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードは、新旧の名車とドライバーが集う歴史ある自動車の祭典であり、自動車文化を継承・発展させる場所であると考えています。レクサスにとってこの場に参加できることは大変光栄なことであり、2016年のフラッグシップクーペLCに続き、再びこの地でLCコンバーチブルモデルの試作車をいち早くお披露目できることは、この上ない喜びです。市販モデルの発表にも是非ご期待ください」とのコメントを発表した。

▲カモフラージュされてはいるものの、その流麗で瀟洒なスタイリングは一目瞭然　リアのデッキ部から推察するとリトラクタブルタイプのルーフが組み込まれるか――

　LCのコンバーチブルモデルはグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでの走行を皮切りに、世界各地で走り込みを行い、LCが持ち味とするリニアですっきりとしたステアリングフィールや、心地良い走りのリズムにいっそうの磨きをかけていくという。

　なお、正式な車名や具体的な性能などは、後日発表する予定である。