新型ルノー・キャプチャー、最新技術満載の話題SUV
▲新型ルノー・キャプチャー 2018年だけでも年間23万台以上を販売した人気SUV 新型のスタイリングはダイナミックなアスリートデザイン
ルノーは7月、新型キャプチャーを発表した。キャプチャーは2013年のデビュー後、120万台以上を販売。昨年だけでも23万台を販売した。ミドルクラスのベストセラーSUVの1台である。
新型キャプチャーは、ルノー初のプラグイン・ハイブリッド(PHV)モデルをラインアップした(発売は2020年)。ルノーは将来的に12車種の電動化を掲げているが、キャプチャーはその第1弾。ルノーは「Eテックプラグイン」と命名している。また、新型は自動運転技術にも対応。この技術でもルノー初の搭載モデルになったほか、コネクテッド技術も搭載した。新型キャプチャーは、ルノーの最新技術のショーケースのようなモデルだ。
新型キャプチャーのプラットホームは2013年のクリオ(日本名ルーテシア)から実用化がスタートしたCMF-Bプラットホームを利用。ボディサイズは全長×全幅×全高4228×1797×1566mmで、ホイールベースは2639mm。トランスミッションは5MT、6MT、7DCTが設定されている。
ガソリンエンジンは
1リッター直3ターボ(100hp、160Nm)
1.3リッター直4ターボ(130hp、240Nm/155hp、270Nm)
ディーゼルエンジンは
1.5リッター直4ターボ(95hp、240Nm/115hp、260Nm)
プラグインハイブリッドは
1.6リッター直4+9.8kwhバッテリー+2モーターという構成。
プラグインハイブリッド仕様は、発進時にモーターの駆動力を使い、減速時は回生ブレーキが機能する。電気自動車としての航続距離は65km(WLTPのシティモード)。ハイブリッドシステムの開発にはルノーF1チームのノウハウが活用されているという。
つながる機能は「ルノー・イージーリンク」の名称で開発された。各種情報を表示するセンターコンソールのタブレット型ディスプレイは7インチと9.3インチの2タイプがある。
安全運転支援技術はアダプティブクルーズコントロールや車線維持機能などを装備。360度カメラが鳥瞰図のように周囲の情報を表示し、ドライバーの安全確認をサポートする。
▲ホイールは16インチ/17インチ/18インチの3タイプ
▲インパネ中央にタブレット型ディスプレイを設定 「つながる機能」に対応した
▲新型キャプチャーはボディカラーとルーフ色などの組み合わせで90パターンから好みの1台が選択できる