【新車価格情報】国産車 デビュー&改良情報(ダイジェスト)※2023年12月20日時点

[トヨタ]

 トヨタ自動車は11月2日、新型クラウンシリーズの第3弾となるセダンモデルのクラウンを発表し、本年11月13日に発売すると発表した。クラウン・クロスオーバー、、クラウン・スポーツに続く、16代目クラウンシリーズのセダンモデルの新型クラウンは、正統派セダンを再定義する新スタイルを構築し、「ニューフォーマル」という新たな価値観に挑戦している。車両価格は、Z(FCEV)が830万円、Z(HEV)が730万円。

▲トヨタ・クラウン Z(FCEV) 価格:830万円 全長5030×全幅1890×全高1475mm ホイールベース3000mm 車重2000kg 乗車定員5名 一充填走行距離(WLTCモード)約820km 写真のボディカラーはマッシブグレー

トヨタ・クラウン Z(FCEV) 一充填走行距離(WLTCモード)は約820km

▲シート表皮には高品質なプレミアムナッパ本革を採用。また、運転席には除電スタビライジングプラスシートを、運転席・助手席・後左右席にはヒーター機構とベンチレーション機構を配備する。写真・上はZ(HEV)のブラック内装のシートで、同・下はZ(FCEV)のミッドブラウン内装のシート

▲シート表皮には高品質なプレミアムナッパ本革を採用。写真はZ(FCEV)のミッドブラウン内装のシート

 

 トヨタ自動車は12月19日、「クラウン(スポーツ)」にPHEVモデルの追加を発表、同日より発売した。出力密度の高い駆動用モーターを採用、システム出力は225kw(306ps)に達し、PHEVならではのより「楽しい走り」を目指している。また満充電状態でのEV走行距離は90km、航続距離は1200km以上を実現。「SPORT RS(E-FOUR)」のワングレードで、価格は765万円。

V2H(外部給電機能)を活用すると約6.5日分電力が供給可能

 トヨタ自動車は11月29日、「ランドクルーザー70」を日本で再発売した。内外装やメカニズムは時代の要請に合わせてアップデート。パワーユニットには1GD-FTV型2.8リットル直4ディーゼルターボエンジンを搭載。車種展開はAXグレードのみの設定で、車両価格は480万円。

▲トヨタ・ランドクルーザー70・AX 価格:6SAT480万円 全長4890×全幅1870×全高1920mm ホイールベース2730mm 車重2300kg 最小回転半径6.3m 乗車定員5名 WLTCモード燃費10.1km/リットル

全長4890×全幅1870×全高1920mm ホイールベース2730mm 乗車定員5名 WLTCモード燃費10.1km/L

 

 トヨタ自動車は12月1日、FCEV(燃料電池車)「ミライ(MIRAI)」を一部改良して12月18日に発売すると発表。価格は726万1000円~861万円。主な改良内容としては、最新の「トヨタセーフティセンス」や高速道路運転時の運転負荷軽減機能などを搭載、安全装備を充実させている。

▲トヨタMIRAI G 価格:726万1000円 全長4975×全幅1885×全高1470mm ホイールベース2920mm 車重1920kg 乗車定員5名 一充填走行距離:約850km 燃料消費率(WLTCモード)152km/kg 写真のボディカラーはブラック

トヨタMIRAI G 価格:726万1000円 全長4975×全幅1885×全高1470mm  一充填走行距離:約850km

 

[レクサス]

 レクサスは12月19日コンパクトSUV「UX」を一部改良し、発表した。今回の改良で全モデルをバッテリーEVとHEVを含む電動車モデル化している。ハイブリットモデルはシステム出力向上、BEVモデルは急速充電性能の向上を図っている。車両価格(発売時期)は、UX300hで455万9000円から(24年1月上旬)、UX300eで650万円から(24年1月下旬)。

急速充電性能の向上で日常使用での安心感が増した「UX300e」

 レクサスは11月30日BEV専用モデルとなる「RZ」を一部改良し、合わせてFWDモデルの「RZ300e」を新規に設定して、同日より発売した。今回の改良で、急速充電速度の向上に寄与する「電池急速昇温システム」を新たに採用。車両価格は、RZ300e“Version L”は820万円、RZ450e“Version L”が880万円となっている。

▲バッテリーEVのレクサスRZにFWDモデル「RZ300e」(写真・手前)を追加。前後にモーターおよびeAxleを配する既存のAWDモデル「RZ450e」(同・奥)と合わせて、RZシリーズは2グレード展開となる

バッテリーEVのレクサスRZにFWDモデル「RZ300e」(写真・手前)を追加。

 

 

[日産]

 日産自動車は12月11日、e-POWER搭載のコンパクトカー、ノートをマイナーチェンジし、2024年1月下旬に発売すると発表した。フロントデザインの刷新や新ボディカラーの追加、インパネや機能装備のバージョンアップなどを実施。2グレードのみの展開で、Xが229万9000円、X FOURが258万600円。

▲日産ノートX 価格:229万9000円 全長4045×全幅1695×全高1520mm ホイールベース2580mm 車重1230kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費28.4km/リットル 写真のボディカラーは新色のスミレPM/スーパーブラック2トーン

日産ノートX 価格:229万9000円 全長4045×全幅1695×全高1520mm  WLTCモード燃費28.4km/リットル

[ホンダ]

 ホンダは、上級ミニバン「ODYSSEY(オデッセイ)」を一部改良し、12月8日に発売した。デザイン、改良内容は、内外装デザインの一部変更や機能装備および、安全装備のバーションアップなどを実施。パワートレインは、2L・直4、i-VTECエンジン(145ps/6200rpm、17.8kg・m/3500rpm)+2モーター+リチウムイオン電池+電気式無段変速機で構成するe:HEVシステム。生産は中国・広州工場で生産、日本に輸入される。価格は480万400円より。

▲ホンダ・オデッセイe:HEVアブソルートEX・ブラックエディション 価格:516万4500円 全長4860×全幅1820×全高1695mm ホイールベース2900mm 車重1950kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費19.6km/リットル 写真のボディカラーはプラチナホワイトパール

ホンダ・オデッセイe:HEVアブソルートEX・ブラックエディション 価格:516万4500円 全長4860×全幅1820×全高1695mmWLTCモード燃費19.6km/L

 

[三菱]

 三菱自動車は12月7日、アウトランダーPHEVの商品改良を実施し、同日より発売した。機能装備の拡充や新ボディカラーの設定などを図るとともに、特別仕様車「ブラックエディション」を一部変更したうえで継続してラインアップ。価格は499万5100円より。

▲三菱アウトランダーPHEV ブラックエディション 価格:630万4100円 全長4710×全幅1860×全高1745mm ホイールベース2705mm 車重2130kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費16.2km/リットル EV走行換算レンジ(WLTCモード)83km ベースモデルは従来のGグレードからPグレードに変更。写真のボディカラーはブラックエディション専用色のグラファイトグレーメタリック/ブラックマイカ

三菱アウトランダーPHEV ブラックエディション 価格:630万4100円 EV走行換算レンジ(WLTCモード)83km ベースモデルは従来のGグレードからPグレードに変更。

 三菱自動車は12月7日、クロスオーバーSUVのエクリプス クロスの商品改良を実施し、同日より発売した。機能装備の拡充を図るとともに、特別仕様車「ブラックエディション」の継続設定やGリミテッドエディションの廃止などを実施。スタート価格はPHEVモデルで109万1200円、ガソリンモデルで277万3100円より。

▲三菱エクリプス クロス ブラックエディション(2WD) 価格:CVT 330万円 全長4545×全幅1805×全高1685mm ホイールベース2670mm 車重1480kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費13.4km/リットル 写真のボディカラーはチタニウムグレーメタリック

三菱エクリプス クロス ブラックエディション(2WD) 価格:CVT 330万円

 三菱自動車は11月24日、オールラウンドミニバンのデリカD:5に特別仕様車の「CHAMONIX(シャモニー)」を設定し、合わせてデリカD:5シリーズ全体の一部改良を実施して、同日より発売した。主な変更は先進安全装備の拡充で、マルチアラウンドモニターと自動防眩ルームミラー(マルチアラウンドモニター付)を全車に標準装備して、車両周辺の状況確認とスムーズで安全な駐車をサポートする。D:5シリーズの価格は415万6900円より。

▲三菱デリカD:5「CHAMONIX」電動サイドステップ装着車 価格:8SAT465万6300円 全長4800×全幅1795×全高1875mm ホイールベース2850mm 車重1970kg 乗車定員7名 WLTCモード燃費12.6km/リットル 最上級のPグレードをベースに専用の内外装デザインを施して、アウトドアアクティビティをより快適に楽しめる仕様に仕立てる

三菱デリカD:5「CHAMONIX」電動サイドステップ装着車 価格:8SAT465万6300円

[スズキ]

 スズキは12月6日、スイフトの全面改良を実施し、12月13日より発売した。「エネルギッシュ×軽やか 日常の移動を遊びに変える洗練されたスマートコンパクト」をコンセプトに、デザイン性や走行性能をいっそう進化させ、安全装備や機能装備のバージョンアップを実施している。なお、5MTモデルは2024年1月17日に販売を開始する予定。価格は172万7000円より。

スズキ・スイフト・ハイブリッドMZ(2WD) 価格:CVT216万7000円 全長3860×全幅1695×全高1500mm WLTCモード燃費24.5km/リットル

▲インパネとドアトリムをつなげたデザインによりドライバーとクルマの一体感を演出。同時にドライバーを中心にオーディオ、エアコンパネル、スイッチ類を配置したコクピット風のレイアウトを採用し、ドライバーの手が容易に届き、かつ高い操作性と視認性の両立を実現する

インパネとドアトリムをつなげたデザインによりドライバーとクルマの一体感を演出。

 

 スズキは11月20日、クロスビーの法規対応に伴う一部仕様変更と車両価格の改定を実施し、12月13日に発売すると発表した。ベーシック仕様のハイブリッドMXにもリアパーキングセンサーを追加し、安全性能をより高めている。価格は194万1500円より。

▲クロスビーではベーシック仕様のハイブリッドMXにもリアパーキングセンサーを追加設定する

クロスビーではベーシック仕様のハイブリッドMXにもリアパーキングセンサーを追加設定

 

 

■特別仕様車/限定車の詳細については本誌ワールドオートモーティブニュースをご確認ください。
※最新の新車価格表の全データは本誌『CAR and DRIVER』(2024年2月号)に掲載されています

 

 

 

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