新しいフロントフェイスを纏った日産ノートがデビュー。発売は2024年1月下旬を予定

日産がe-POWERコンパクトカーのノートをマイナーチェンジ。フロントデザインの刷新や新ボディカラーの追加、インパネのアレンジ変更、機能装備のバージョンアップなどを図って魅力度をアップ

 日産自動車は2023年12月11日、e-POWERコンパクトカーのノートをマイナーチェンジし、2024年1月下旬に発売すると発表した。

▲日産ノートX 価格:229万9000円 全長4045×全幅1695×全高1520mm ホイールベース2580mm 車重1230kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費28.4km/リットル 写真のボディカラーは新色のスミレPM/スーパーブラック2トーン

▲日産ノートX 価格:229万9000円 全長4045×全幅1695×全高1520mm ホイールベース2580mm 車重1230kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費28.4km/リットル 写真のボディカラーは新色のスミレPM/スーパーブラック2トーン

 

車種展開は以下の通り。

X:229万9000円

X FOUR:258万600円

 今回の変更は、フロントデザインの刷新や新ボディカラーの追加、インパネのアレンジ変更、機能装備のバージョンアップなどを実施して、コンパクトカーとしての訴求力をいっそう向上させたことが特徴である。

▲日産ノートX FOUR 価格:258万600円 全長4045×全幅1695×全高1520mm ホイールベース2580mm 車重1350kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費23.8km/リットル 写真のボディカラーは新色のターコイズP/ダークメタルグレーM2トーン

▲日産ノートX FOUR 価格:258万600円 全長4045×全幅1695×全高1520mm ホイールベース2580mm 車重1350kg 乗車定員5名 WLTCモード燃費23.8km/リットル 写真のボディカラーは新色のターコイズP/ダークメタルグレーM2トーン

 

 まずフロントマスクは、グリルに新時代のデジタルVモーションを採用。合わせてフロントとリアのバンパーをボディカラーと同色に塗装し、車両全体の統一感を図ることで、よりフレッシュで先進性を感じられるスタイリングを実現した。また、フロントグリルの設えとして、有彩色のボディカラーには同色のカラードグリルを、無彩色のボディカラーにはダークメタルグレーのグリルを導入し、表情豊かなフェイスを創出。一方でリアバンパーの下部にはアシンメトリーな模様を施し、日本の風景に溶け込む佇まいを強調する。さらに、足もとに配する新デザインの16インチホイールカバーは、日本の伝統的な幾何学模様をあしらうことで立体感と和モダンを演出した。ボディカラーについては、太陽光では赤みを帯び、陰に入ると青が表現される「スミレ」と、フレッシュさを感じる「ターコイズ」の 2 色の新色を採用したユニークな2トーンカラーを設定し、合計14色の展開とした。

▲フロントグリルに新時代のデジタルVモーションを採用。フロントグリルの設えとして有彩色のボディカラーには同色のカラードグリル(写真・上)を、無彩色のボディカラーにはダークメタルグレーグリル(同・下)を導入する

▲フロントグリルに新時代のデジタルVモーションを採用。フロントグリルの設えとして有彩色のボディカラーには同色のカラードグリル(写真・上)を、無彩色のボディカラーにはダークメタルグレーグリル(同・下)を導入する

▲リアのバンパーをボディカラーと同色に塗装。バンパー下部にはアシンメトリーな模様を施し、日本の風景に溶け込む佇まいを強調する

▲リアのバンパーをボディカラーと同色に塗装。バンパー下部にはアシンメトリーな模様を施し、日本の風景に溶け込む佇まいを強調する

▲新デザインの16インチホイールカバーは日本の伝統的な幾何学模様をあしらうことで、立体感と和モダンを演出。タイヤは185/60R16サイズ

▲新デザインの16インチホイールカバーは日本の伝統的な幾何学模様をあしらうことで、立体感と和モダンを演出。タイヤは185/60R16サイズ

▲16インチアルミホイールはオプションで選択可

▲16インチアルミホイールはオプションで選択可

▲太陽光では赤みを帯び、陰に入ると青が表現される「スミレ」(写真・上)と、フレッシュさを感じる「ターコイズ」(同・下)の 2 色の新色を採用したユニークな2トーンカラーを設定。ターコイズはモノトーンカラーも用意

▲太陽光では赤みを帯び、陰に入ると青が表現される「スミレ」(写真・上)と、フレッシュさを感じる「ターコイズ」(同・下)の 2 色の新色を採用したユニークな2トーンカラーを設定。ターコイズはモノトーンカラーも用意

 

 インテリアについては、インストルメントパネルに水引をモチーフにした新しいデザインを採用。また、トリコットのシート表皮にランダムストライプを施すことで、エクステリアと調和した和モダンな雰囲気を創出する。内装色はブラックとエアリーグレーの2タイプを用意した。

▲インストルメントパネルに水引をモチーフにした新しいデザインを採用。写真の内装色はブラック

▲インストルメントパネルに水引をモチーフにした新しいデザインを採用。写真の内装色はブラック

▲トリコットのシート表皮にランダムストライプを施すことで、エクステリアと調和した和モダンな雰囲気を創出。表皮の一部には合皮を張る

▲トリコットのシート表皮にランダムストライプを施すことで、エクステリアと調和した和モダンな雰囲気を創出。表皮の一部には合皮を張る

▲内装色およびシートカラーにはエアリーグレーも設定

▲内装色およびシートカラーにはエアリーグレーも設定

 

 機能装備の拡充も見逃せない。LEDヘッドランプを全グレード標準装備とし、夜間走行時の視認性を向上。オプションとしてアダプティブLEDヘッドライトシステムも設定する。また、助手席側に配するグローブボックスは容量を拡大。収納スペースを上下2段に仕切ることで、取扱説明書やティッシュボックスなど、かさばりやすいものがすっきりと収納できるようアレンジした。さらに、インテリジェントキーはクルマに近づくと自動でロックを解除する「接近時アンロック機能」と、降車後にクルマから離れると自動でロックをする「降車時オートロック機能」を内蔵。日常での使い勝手をいっそう高めている。

▲LEDヘッドランプ(写真・上)を全グレードに標準装備。オプションとしてアダプティブLEDヘッドライトシステム(同・下)も設定

▲LEDヘッドランプ(写真・上)を全グレードに標準装備。オプションとしてアダプティブLEDヘッドライトシステム(同・下)も設定

▲助手席側に配するグローブボックスは容量を拡大。収納スペースを上下2段に仕切る

▲助手席側に配するグローブボックスは容量を拡大。収納スペースを上下2段に仕切る

 

 パワートレインは基本的に従来と共通で、力強い加速やなめらかさ、静粛性などを向上させた第2世代の「e-POWER」を採用する。2WD(FF)のXはHR12DE型1198cc直列3気筒DOHCエンジン(最高出力82ps/6000rpm、最大トルク10.5kg・m/4800rpm)+EM47型フロントモーター(最高出力85kW/2900~1万341rpm、最大トルク280Nm/0~2900rpm)+リチウムイオンバッテリーで、4WDのX FOURは前述のユニットにMM48型リアモーター(最高出力50kW/4775~1万24rpm、最大トルク100Nm/0~4775rpm)を加えてシステムを構成している。

▲2WD(FF)のXはHR12DE型1198cc直列3気筒DOHCエンジン(82ps/10.5kg・m)+EM47型フロントモーター(85kW/280Nm)+リチウムイオンバッテリーでパワートレインを構成

▲2WD(FF)のXはHR12DE型1198cc直列3気筒DOHCエンジン(82ps/10.5kg・m)+EM47型フロントモーター(85kW/280Nm)+リチウムイオンバッテリーでパワートレインを構成

▲4WDのX FOURは前述のユニットにMM48型リアモーター(50kW/100Nm)を加えてシステムを構成する

▲4WDのX FOURは前述のユニットにMM48型リアモーター(50kW/100Nm)を加えてシステムを構成する

 

 ノートのマイナーチェンジに合わせて、日産モータースポーツ&カスタマイズが手がけるノート「助手席回転シート」も仕様変更を敢行。フロントデザインの刷新や新ボディカラーの追加、インパネのアレンジ変更、機能装備のバージョンアップなどを実施している。

車種展開は以下の通り。

助手席回転シート 2WD:240万9000円

助手席回転シート 4WD:269万600円

▲ノートのマイナーチェンジに合わせてノート「助手席回転シート」も同様の仕様変更を実施。写真は2WDモデルで、車両価格は240万9000円に設定

▲ノートのマイナーチェンジに合わせてノート「助手席回転シート」も同様の仕様変更を実施。写真は2WDモデルで、車両価格は240万9000円に設定

 

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