ツインターボフラットプレーンV8エンジンをミッドシップに、モーターを前後アクスルに搭載したアストンマーティンの新世代PHEVスーパースポーツ「ヴァルハラ」の最新プロトタイプの走行画像が公開。当初のプロトタイプからフロントマスクやエアロパーツなどの変更を確認
英国アストンマーティンは2023年12月25日(現地時間)、同ブランド初のプラグインハイブリッド(PHEV)ハイパーカー「ヴァルハラ(VALHALLA)」の最新プロトタイプの走行画像を公開した。
アストンマーティンは2019年開催のジュネーブ・ショーで「AM-RB 003」、後の「ヴァルハラ」のコンセプトカーを発表し、2021年には市販モデルのプロトタイプを公表。2022年にはインテリアの画像を公開している。そして今回、より市販モデルに近いプロトタイプの走行画像を披露した。
画像を見ると、当初のプロトタイプからLEDヘッドライトやその周辺部を含むフロントマスク、サイドのエアインテーク、エアロパーツ類などの変更が確認できる。パワートレインについては、4リットルV8ツインターボエンジンをミッドシップに、モーターを前後アクスルに組み込んでプラグインハイブリッドシステムを構成。トータルでの最高出力は1012psを発生し、モーターによるEV走行も可能だという。
ヴァルハラのキャラクターについてアストンマーティンは、「パフォーマンス、ダイナミクス、ドライビングの楽しさについてクラス最高水準を打ち立てるスーパーカーとして、ハイブリッドから完全電動化へと移行するアストンマーティンの現在をリードするモデル」とアナウンスしている。
なお、ヴァルハラは2024年内に999台の限定で生産される予定である。