いすゞ自動車の純正アクセサリーおよびサービスパーツの開発・販売を担ういすゞA&Sが東京オートサロン2024において小型トラックのエルフをベースとした純正コンセプトパーツ装着車両の「ELF FUTURE ACCESSORIES EDITION」と「ELFmio OUTDOOR EDITION」を披露
いすゞ自動車の純正アクセサリーおよびサービスパーツの開発・販売を手がけるグループ企業のいすゞA&Sは2024年1月12日、東京オートサロン2024において小型トラックのエルフをベースとした純正コンセプトパーツ装着車両の「ELF FUTURE ACCESSORIES EDITION(エルフ フューチャーアクセサリーズエディション)」と「ELFmio OUTDOOR EDITION(エルフミオ アウトドアエディション)」を公開した。
まず、2023年3月に17年ぶりにフルモデルチェンジした新型エルフの標準キャブバンボディをベースとする「ELF FUTURE ACCESSORIES EDITION」(参考出品パーツ装着車)は、新型エルフのキャブ外装をさらにスタイリッシュに仕上げるとともに、サイドからリアにかけて空力性能の向上を連想させるディテールを埋め込み、“一歩先行く先進感”を表現する。空力パーツとしては、ブラックアウトしたエアディフレクターやエアロドアガーニッシュ、エアロサイドガードとのギャップをなくしたオーバーフェンダー&マッドガードカバー、サイドをカバーするとともにホイールベースを視覚的に長く見せるエアロサイドガード、フラットデザインのエアロホイールディスク、空気抵抗を低減させたスマートエアロミラーなどを装備。また、グリルアンダーガーニッシュやイルミネーションエンブレム、LEDフロントスポイラー、LEDテールライナーなどを配備して、より存在感あふれるルックスを創出した。さらに、内装については明るい色彩のインテリアパネルおよびLEDインテリアオーナメントやビニールレザーのシートカバーなどを採用して、よりスタイリッシュなキャビン空間を構築している。
一方、普通自動車免許で運転できる小型トラックのエルフミオ標準キャブ平ボディをベースとした「ELFmio OUTDOOR EDITION」(参考出品パーツ装着車)は、週末の“遊ぶ”に使えるアウトドアフィールドの相棒をイメージし、モノを運ぶためだけではない、トラックの新しい使い方を提案するコンセプト車両に仕立てる。外装では、アウトドア感をプラスしたサイドアンダーカバー/フェンダーカバーや、LEDライトバーを組み込んだルーフキャリア、テントを装着するなど多目的に使えるユーティリティーフレーム、ゴツゴツした触感でアレンジしたミラーカバー、フォグランプを内蔵したバンパーカバーなどを特別装備。また、荷台サイドとリアにはブラックカラーのアクセントを配するとともに、山をイメージしたラインや“ELFmio OUTDOOR EDITION”のロゴ入れて、アウトドア感を強調する。足もとには、ゴツゴツ触感でアレンジしたホイールとホワイトレター入りのタイヤを組み込んだ。さらに、インテリアには外装カラーに合わせたインストルメントパネルやドアパネルなどを配して、統一感のある遊び心を演出。シートには、取り外して丸洗いが可能なカバーを装備している。
今回公開した装着パーツは参考出品のものがメインだが、ユーザーの反応によっては市販化も検討するとのこと。また、エルフミオに関しては「普通自動車免許で運転できる小型トラックというキャラクターから、今後も“運ぶ”“動く”以外の使用目的に合わせたドレスアップパーツを鋭意開発して、ユーザーに提案していきたい」と、現地スタッフはコメントしていた。