スズキからOEM供給を受ける三菱自動車の軽キャブバン/キャブワゴンが一部改良を敢行

三菱自動車のミニキャブバン/タウンボックスが安全機能の拡充をメインとした仕様変更を実施

 三菱自動車は711日、軽商用キャブバンのミニキャブバンと軽乗用キャブワゴンのタウンボックスの仕様変更を行い、同日より発売した。

ミニキャブバン.jpg

▲三菱ミニキャブバン・M (2WD) 価格:5MT 968760円/5AMT 1049760円/4AT1065960円 全長3395×全幅1475×全高1895mm ホイールベース2430mm 車重850870kg 乗車定員2(4)名 搭載エンジンはR06A658cc直列3気筒DOHC12VVVT49ps6.3kgm) ミニキャブバンは全グレードにA4サイズの書類を収納可能なオーバーヘッドシェルフを設定する

車種展開は以下の通り。

■ミニキャブバン
M・2WD:5MT96万8760円/5AMT104万9760円/4AT106万5960円
M・4WD:5MT109万8360円/5AMT117万9360円/4AT119万5560円
G・2WD:4AT123万1200円
G・4WD:4AT136万800円
ブラボーターボ・2WD:4AT143万7480円
ブラボーターボ・4WD:4AT156万7080円
■タウンボックス
G・2WD:4AT168万2640円
G・4WD:4AT181万2240円
Gスペシャル・2WD:4AT175万8240円
Gスペシャル・4WD:4AT188万7840円

 スズキからOEM供給を受けて販売する三菱自動車のミニキャブバン/タウンボックスは、スズキのエブリイ/エブリイ・ワゴンをベースとする三菱ブランドの軽キャブバン/キャブワゴンだ。

タウンボックス.jpg▲三菱タウンボックス・G (2WD) 価格:4AT1682640円 全長3395×全幅1475×全高1910mm ホイールベース2430mm 車重950kg 乗車定員4名 搭載エンジンはR06A658cc直列3DOHC12VVVTインタークーラー付ターボ(64ps9.7kgm) 従来のレーザーレーダーに代わり2つのフロントカメラを組み込んだ衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)を新採用する

 今回の仕様変更は、安全装備のさらなる充実化がトピックとなる。まず、先進予防安全技術の「e-Assist」を機能強化し、ミニキャブバンのブラボーターボおよびGとタウンボックス全車に標準装備。いずれも国が推奨する安全運転サポート車の「サポカーSワイド」に該当させる。新e-Assistでは、従来のレーザーレーダーに代わり2つのフロントカメラを組み込んだ衝突被害軽減ブレーキシステム(FCMForward Collision Mitigation system)のほか、後方誤発進抑制機能や後退時ブレーキサポート、車線逸脱警報機能、ふらつき警報機能、先行車発進お知らせ機能、ハイビームアシストを新規に設定した。さらに、前述のグレードにはヒルスタートアシストも追加。走行安全性能を着実に高めている。

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